元プロレスラーでタレント北斗晶が23日、自身のブログで、乳がんを患い、24日に右乳房全摘出手術を受けることを明かし、各メディアが大々的に報じた。

 北斗は病院のベッドの上から病状を報告。右胸のがんは2センチほどになり、脇のリンパに転移している可能性もあるそうで、手術後は抗がん剤治療を行うという。

 右胸に違和感を感じたのは今年初めで、夏にさしかかるころには、チリチリとした痛みを感じるように。

 7月にがんの陽性反応が出たと告げられ、別の病院で血液検査、MRI、エコー検査などを受け乳がんだと診断された。当初は、周囲に告げず、がん部分だけを摘出することも考えたが、がんの進行度、大きさなどから、乳房全摘出を告げられたというのだ。

 北斗は「愛する子供たちの白髪の生えた顔が見たい。パパと2人で年を取ってもいつまでも手をつないで歩きたい」と夫で元プロレスラーの佐々木健介と2人の子供へメッセージ。率直な心境を「5年先、10年先を生きるために長い闘いに入ります! 必ず戻ると、現時点では約束はできませんが、今は『またね!』と言わせてください」と告白した。

 「現役時代はリングで、引退後は健介ファミリーを“番頭”として切り盛りし、数々の修羅場をくぐり抜けてきただけに、並大抵ではない精神力。18日のブログでは髪の毛をバッサリ切ったことを告白。抗がん剤治療で髪の毛が抜けることに備えてだったというが、その時点でも周囲にがんのことを告げなかった。芸能界では代わりがいない強烈なキャラだった」(テレビ関係者)

 24日、北斗が今年4月から「超簡単!おかずレシピ!北斗ゴハン」のコーナーに出演していた、TBS系情報番組「あさチャン!」で、MCをつとめるフリーアナウンサーの夏目三久が同番組へのメッセージを代読。普段はクールな夏目アナだが、声を詰まらせながら読み上げ、「何よりも視聴者の皆さんのことを一番に考えてらっしゃった北斗さんらしいメッセージだと思います」と涙した。

 北斗の手術後の報告が待たれる。

【記事提供:リアルライブ】
情報提供元: リアルライブ