福士蒼汰が初めてプライム帯で主演を務めたフジ“月9ドラマ”「恋仲」(月曜午後9時〜)の最終回(第9話=15分拡大)が9月14日に放送され、視聴率は11.5%(数字は以下、すべて関東地区)とイマイチ伸び切れなかった。

 同ドラマは、月9史上初の初回1ケタ台(9.8%)で最悪のスタートを切った。第2話も9.9%と2週連続1ケタ台だったが、第3話で11.9%と巻き返し。その後、第4話=10.8%、第5話=11.8%と2ケタをキープしたが、第6話で9.5%と再び1ケタ台に転落。以降、第7話=10.6%、第8話=10.9%と推移。最終回では自己最高を期待されたが、11.5%と平凡な数字に終わった。

 全話平均は10.7%で、低調ぶりが目立つ7月期の連ドラのなかでは、健闘した方に入るが、月9としては物足りない視聴率となった。ただ、2ケタ台は維持できたことで、福士のイメージダウンは、なんとか避けられそうだ。

 また、最終回では終盤の約10分が生放送となったが、HKT48の指原莉乃がサプライズ出演。夏祭りのシーンで、主人公の三浦葵(福士)とヒロインの芹沢あかり(本田翼)から写真撮影を頼まれる“通行人”の役だった。

 あくまでも、サプライズ出演であったため、事前の告知はできず。オンエア当日、指原は自身のツイッターで「恋仲おわる。さみしい。みなきゃ。みんなでみよう」と意味深な書き込みをしていたが、ファンには、その真意が伝わりづらかったようだ。

 放送終了後、指原は「これで指原も月9女優になれました! 皆様ここまで支えてくださりありがとうございました! うそ!! ただの恋仲ファンなのに、なぜか出してもらえました。なにこれ奇跡。ありがとうございます。お邪魔しました」「本当に夢のような経験でした。本当に大ファンで、ずっと見ていたドラマだったので、極力作品を壊さぬよう、もともとないセリフをさらに限界まで減らしていただいたりと」などとツイート。

 事前に指原の出演を告知していれば、少なからず視聴率も上がっただろうが、サプライズ演出であったため、いたし方ないところか…。

(坂本太郎)

【記事提供:リアルライブ】
情報提供元: リアルライブ