4回中山競馬初日(9月12日土曜日)予想・橋本 千春

☆中山11R「紫苑ステークス」(芝2000メートル)
◎14ゴールデンハープ
○2アースライズ
▲12テンダリーヴォイス
△5リアンドジュエリー、6エバーシャルマン
 春さん「帯に短し襷に長しのメンバー構成で目が疲れるよ。その中でゴールデンハープを本命にした根拠は三つ。まず、目下の勢いと充実ぶり。二つ目は、2000メートル〜2200メートルで2勝している距離実績とコース相性。そして、三つめが陣営のコメント。『競馬が上手で、最後は確実に脚を使える。馬場が渋っても大丈夫』。斎藤助手に背中を押してもらった。乗り替わりもルメール騎手なら全く心配無用」
 千さん「展開の利が見込める、ノットフォーマルの逃げ粘りも十分考えられるよ」

☆中山10R「鋸山特別」(ダ1800メートル)
◎3リッカルド
○5アールプロセス
▲13センチュリオン
△6ワイドリーザワン、10メジャーステップ
 春さん「舞台装置はMAXの、リッカルドに期待。もともと、千万条件は勝っているし、準オープンでも再三勝ち負けしてきた格上の存在。休み明け2戦目の前走を3着と好走、メドが立ったし素直に底力を信頼したい」
 千さん「田村厩舎のセンチュリオンと、メジャーステップの複勝勝負。センチュリオンはノビシロのある3歳馬。ルメール騎手に鞍上強化され勝負気配が漂う。メジャーステップは中山1800メートル<2100>と、連対率10割を継続中だ」

☆中山9R「アスター賞」(芝1600メートル)
◎2メジャーエンブレム
○9ハタノキセキ
▲3マテラアリオン
△6シトロン、8マカーオーン
 春さん「田村厩舎のイチ押しはメジャーエンブレム。期待に違わぬ強さで新馬戦を圧勝した逸材だ。町田助手は、『少頭数でメンバーにも恵まれた。パワーがあるから馬場が渋っても大丈夫。勝ってもらわないと困る』と、キッパリ」
 千さん「何故か荒れるのが少頭数競馬。ハタノキセキの地方パワーが不気味だ。5戦のキャリアもさることながら、菅田助手のコメントも心強い。“芝は初めてだけど、走りが軽く適性はある。色気は持っている”」

☆阪神11R「エニフステークス」(ダ1400メートル)
◎5ニシケンモノノフ
○10レッドアルヴィス
▲6ゴーイングパワー
△1タイセイファントム、15メイショウノーベル
 春さん「ここは素直にニシケンモノノフから入るのが賢明。阪神1400メートルは<2200>と、連対率10割を継続中で信頼度は高い。今回と同じ休み明けのポラリスSを圧勝(0秒4差)した鉄砲実績もある」
 千さん「パス。代わりに中山1Rの(1)アルセナーレを推奨。大岩助手は、『ダート替わりはプラスに働きそう。1200メートルはちょっと忙しいけど、対応は可能。実力的にチャンスはある』と、腕を撫していた」

※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。

【記事提供:リアルライブ】
情報提供元: リアルライブ