「いったんホッとした」JO1白岩瑠姫 映画「アズワン/AS ONE」で声優初挑戦&主題歌担当
JO1白岩瑠姫(27)が26日、都内で、アニメ映画「アズワン/AS ONE」(静野孔文監督)公開記念舞台あいさつに出席した。
同作は「名探偵コナン」の劇場版シリーズで監督を務める静野監督が20年に構想を開始。アーケードゲーム「星と翼のパラドクス」を原作に、ミュージシャンを目指す高校生のヨウが、宇宙でエネルギー源を巡る争いを繰り広げる惑星「巡星(めぐりぼし)」で、ロボット整備士として暮らす少女・ラコと出会って始まる物語を描くSF作品。白岩はヨウの声を担当する。
声優初挑戦に加え、主題歌「巡星」も担当。公開当日はグループの海外公演のため、日本にいることができなかった。だが「見てくれた方のメッセージでホッとした」という。「声優だけでなく、映画の軸になる曲も担当したので、いったんホッとした」と素直な感想を述べた。
主題歌については、「アズワンを考えて、イチから曲を作った」という。「ワールドツアーと平行していたのでめっちゃ大変だった」と振り返ったが、「みんなの感想を聞いて、その笑顔を見るために頑張ったんだと思い返せていて、この5日間くらい幸せです」と喜びをかみしめた。
同作のストーリーになぞらえ、「ナコちゃんと出会うことでヨウが自分の力以上のもの出せるように、『巡星』もアズワンチームがいたからできた」とし、「決して1人の力ではなく、みんなで1つの作品を作っている強さを改めて感じた」と力説した。
「終わりがあることに美学を感じる」という白岩。「今回、『巡星』という曲を出して、今後何曲残せるだろうとか、あとどれだけ作品に関われるかが分からないから、美学を感じる」とし、「だからこそ、目の前の仕事を全力でやる。いつ終わりになっても後悔がないように生きるのが美学。そういう気持ちで生きている」に会場は惜しみない拍手を送った。
キャラクターデザインを手がけた貞本義行氏が描いた似顔絵をサプライズで渡された。「えっ! うれしい! 大事にします! 宝物にします! 部屋に飾ります!」と矢継ぎ早に続け、喜びを爆発させた。