錦笑亭満堂(2024年1月撮影)

落語家の錦笑亭満堂(41)が24年に発売した著書「ウチの師匠がつまらない」が舞台化することが26日、分かった。

“師匠”である三遊亭好楽(77)を通して笑いの奥深さを知り、笑いと人情あふれる日々をつづった満堂の成長物語。舞台では本人が末高斗夢としてプロデューサーとなり、満堂役は渡辺裕太(36)が、好楽役を佐藤正宏(66)が演じる。

満堂は「このタイトルを見せた時に、あれだけ優しい師匠が笑わなかった光景は今でも忘れません」と笑い、「それでも認めてくださった師匠に感謝の気持ちでいっぱいです。落語の演目『まんじゅう怖い』のような、つまらないに込めた気持ちをお楽しみください」と呼びかけた。

好楽は「満堂がおきてを破りました。一門の弟子たちが皆怒り心頭でございます。ウチの師匠がつまらない、そんな秘密をどうしてバラしちまいやがったんだと」としつつ、「破門寸前ですが、今回ばかりは寛容に許してあげましょう。とにかくいい舞台にしてください。我慢の限界の好楽でした」と語った。

舞台は来年1月16日から25日、東京・池袋シアターグリーンBIG TREE THEATERで上演される。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 錦笑亭満堂、著書舞台化で破門寸前?「タイトル見せた時にあれだけ優い師匠が笑わなかった」