コービー・ブライアントさん(2012年8月撮影)

2020年1月に41歳で急死した米プロバスケットボールNBAの元スーパースター、コービー・ブライアントさんが、1996年のドラフトでロサンゼルス・レイカーズ入りした劇的な軌道が映画化されることが分かった。

米ハリウッド・レポーター誌などが報じたもので、運命のドラフト8位指名権を模した「With the 8th Pick」の仮タイトルの脚本の映画化権をワーナー・ブラザースが獲得したという。公開時期は未定で、監督や配役も発表されていない。

高校からNBA入りしたスーパースター誕生の瞬間を描いた作品は、ドラフト8位指名権を保持していたニュージャージー・ネッツ(現ブルックリン・ネッツ)と当時のゼネラルマネジャーだったジョン・ナッシュ氏に焦点を当てたストーリーになるという。最終的にシャーロット・ホーネッツに13位で指名され、その後レイカーズにトレードされたブライアントさんを巡るドラフトの舞台裏に迫る作品となる。

レイカーズ入りしたブライアントさんは、狙った獲物を99.9%の確率で仕留めるとされる毒蛇「ブラックマンバ」の愛称で親しまれ、シャキール・オニールやフィル・ジャクソン監督と共にレイカーズの黄金期を築いた。5度のNBA優勝に貢献し、ロサンゼルスを代表するスーパースターとなったが、41歳の若さで愛娘と共にヘリコプターの墜落事故で命を落とした。(ロサンゼルス=千歳香奈子)

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 コービー・ブライアントさんが映画化、96年ドラフトからレイカーズ入りへの舞台裏迫る