石原良純「何見てんの? 何し…、何?」スマホ2時間条例巡り、女性アナ「1日5時間半」告白に
気象予報士の資格を持つ俳優石原良純(63)が25日、テレビ朝日系「羽鳥慎一 モーニングショー」(月~金曜午前8時)に生出演。番組は愛知県豊明市が、仕事、家事、学習時間、移動時間などをのぞいた「余暇時間」のスマホ使用を1日2時間とする条例案を25日に市議会に提出する話題を取り上げた。「1日5時間半見ていた」と告白した松岡朱里アナに、石原は「何見てんの? 何し…、何?って思う」と素直な感想を明かした。
愛知県豊明市は、仕事、家事、学習時間、移動時間などをのぞいた「余暇時間」のスマホ使用を1日2時間とする条例案を25日に市議会に提出する。番組はこの話題を取り上げた。豊明市の小浮正典市長は「スマホの過剰使用が睡眠時間をはじめとした身体面・精神面および生活面の悪影響を引き起こさないよう対策を推進することが目的」としている。
番組では、ネット利用時間のグラフを紹介(24年度総務省調べ)。10代は5時間16分、40代で3時間19分、60代は2時間11分と、低年齢層ほど利用時間が長い。可決されたら10月1日に施行の予定だという。
石原は、この条例案の動きに「僕は63歳なんですけど、60代の人間のスマホに対する価値観と、10代、20代の人たちの価値観って全然違う」と、世代ごとにスマホへの関わり方が違うことを指摘。「条例っていうのは、上の人間が『そうしないほうがいいよ』っていうのは善意というか、提言だと思うんだけど、それがどう受け止めるかは、それぞれの世代で全く違う」と、感想を語った。
松岡アナは、自身の1日のスマホ利用時間について「私見てみたんですが、5時間半利用していました」とやや照れ笑いしながら告白。これに石原は「そうすると僕なんかは単純に、何見てんの? 何し…、何?って思うんですよ」と反応。松岡アナが「動画配信サービスが多いですね。寝ながら見る」と明かすと、石原は「寝ながら見ると画面って(縦位置、横位置が)動くじゃない?」と見にくいのではないかと心配し「(画面の)『固定』って(言われても)システムを知らないから。そういうことなのよ」と世代ごとのスマホとの付き合い方、受け止め方の違いの大きさを再び指摘した。