政治的発言する芸能人への批判に54歳タレントがピシャリ「フェアじゃないよね」
お笑いタレント、なべやかん(54)が21日までにX(旧ツイッター)を更新。政治的発言をする芸能人への批判に言及した。
やかんは「タレントが政治の事を言うと何だかんだ言ってくる人がいるが」と切り出し、「そのエネルギーをタレントに向けないで自分の言葉で意見として政治の世界にぶつけて欲しいな。ぶつけるベクトルが違うよ」とピシャリ。「そしてタレントは名前も所属先も明確なのに、何だかんだ言ってくる人はそれらが不明確」と指摘し、「フェアーじゃないよね」と思いをつづった。
芸能人やスポーツ選手など著名人の政治的発言をめぐっては、これまでにもSNS上でたびたび物議をかもしてきた。2018年にはモデルのローラが米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設工事中止を求める署名を呼びかけた際、高須クリニックの高須克弥院長がツイッターで「僕なら(CMから)降ろす」と発言し、大きな話題となった。20年には検察庁法改正案をめぐり、歌手きゃりーぱみゅぱみゅら芸能人がツイッターで「#検察庁法改正案に抗議します」と抗議したことが、「芸能人が分かりもしない政治のことを語るな」などと批判を浴びた。
やかんも自身のXなどで政治や時事問題に関する疑問や自身の意見などを発信しており、20日には「石破首相が『きれいに身を引ける』タイミングは…総裁選前倒し判断に向け自民選管始動、退陣表明へ圧力強まる」との見出しが付けられた記事を引用し、「選挙3連敗は自民党が腐ったミカンだから。頭を取り替える前にやるべき事があるでしょ?臭い物に蓋をせず元からたたないとね。それをしないから次も惨敗。でも地元利権で自民支援者いるからなー」と私見を述べていた。