今田美桜、NHK朝ドラ「あんぱん」16・7% 嵩のもとに帰ったのぶは、秘めていた思いを吐露
今田美桜がヒロインのNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月~金曜)の22日に放送された第105回の平均世帯視聴率が16・7%(関東地区)だったことが25日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は9・4%だった。番組最高は第68回の17・8%。
朝ドラ112作目で、「アンパンマン」の生みの親、漫画家やなせたかし(本名・柳瀬嵩)さんと小松暢さん夫妻の半生がモデルの物語で、戦前、戦中、戦後の時代を生き抜き、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」を生み出すまでの愛と勇気の物語を描く。
主題歌はRADWIMPSの「賜物」(たまもの)。語りはNHK林田理沙アナウンサーが務める。
あらすじは、のぶ(今田美桜)と嵩(北村匠海)の別居生活が続く中、登美子(松嶋菜々子)から嵩の名前の由来を聞いたのぶは、ひとり山へ向かう。力強い足取りで頂上まで登り、大自然の息吹を感じながら嵩を思うのぶ。一方、嵩は久しぶりに漫画を描こうと紙を取り出す。のぶの言葉が脳裏によみがえり、たちまち没頭して鉛筆を動かす嵩。そんな嵩のもとに久しぶりに帰ったのぶは、自分は何者にもなれなかったと、秘めていた思いを吐露する。また嵩も、後にアンパンマンとなる太ったおじさんを描いていた。