アンドレア(前列左から3人目)と山根涼羽(同4人目)の生誕祭を行ったKLP48メンバー(撮影・松尾幸之介)

AKB48の海外姉妹グループでマレーシアのクアラルンプール拠点で活動するKLP48が17日、同国の「ららぽーとBBCC」で6日に17歳を迎えたアンドレアと11日に25歳となった山根涼羽の生誕祭を行った。

メンバー全員出演でトークやクイズゲームなどを行った。前日16日にZeppクアラルンプールでデビュー1周年記念公演を行っており、メンバーそれぞれがファンへ感謝を述べた。甲斐心愛(21)はAKB48楽曲の「Green Flash」を披露した際に山根と対面する振りがあったといい「向き合った時に、ずんちゃん(山根)泣いてたんですよ」と明かして盛り上げる場面もあった。

クイズゲームではメンバーの好物などをアンドレアと山根がフリップに書いて答える形式で行い、行天優莉奈(26)の好物であるサンドイッチを山根が当てるなどしてファンを沸かせた。

最後はケーキで2人を祝福し、黒須遥香が山根、サルワがアンドレアへ手紙も贈った。黒須は日本語と英語それぞれで手紙を読み上げ「この1年間で気づいたことは、ずんちゃんは絶対に逃げない。いつも苦しいことから逃げないなと感じました。逃げたくなるような厳しいことがたくさんありましたが、その全てを受け止めていてすごいなと思っています。ひとつひとつに向き合うことで成長して中身も見た目も進化したよね。時には受け流したり逃げても良いんだからね。その時は私が逃げ道をつくるし、一緒に方法考えます。みんなずっと味方で手を離さないから。本当に毎日毎分ありがとうでいっぱいです。これまでもこれからも最高の同期です」などとメッセージを贈り、山根は涙。「はーちゃん(黒須)は人生で大切な存在です」などと感謝した。

山根はファンへ向け「今日は来てくれてありがとうございます。これからも努力して自分のベストを尽くします。日本から来てくれたファンの皆さんも大事な時間を共にできてうれしいですし、ずっと応援してくれてありがとうございます。日本と距離はあるけど、アイドルを続ける限りずっと好きでいてもらえるように頑張ります。毎日いろんな壁にぶつかっているけど自分の繊細な心を周りのメンバーがすくいあげてくれています。KLP48で命をかけてやっていくのでこれからも好きでいてください」と涙ぐみながらあいさつ。会場は拍手に包まれていた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 KLP48山根涼羽、生誕祭で同期黒須遥香の手紙に涙「自分の繊細な心をすくいあげてくれて」