2004年 来日会見でのマコーレ・カルキン

米俳優マコーレー・カルキン(44)が、昨年12月に子役として出演して大ブレイクした映画「ホーム・アローン」シリーズへの再出演の可能性についてファンからの質問に答える形で「ギャラ次第では復帰を検討する」と発言したことを受け、1990年公開のオリジナル作と92年の続編でメガホンを取ったクリス・コロンバス監督が「リブートにすべきではない」と語った。

エンターテイメント・トゥナイトの取材に応じた同監督は、「ホーム・アローン」は時代を象徴する作品であるだけでなく、特別な瞬間として存在しているとコメント。「あの雰囲気は二度と再現できない。35年前に作ったものを今さら再現しようとするのは間違いだと思う。そのままにしておくべきだ」と理由を明かした。

公開から30年以上経った今も多くのファンに愛される作品であることについて驚きを隠せないとも話し、「20年後も人々に楽しんでもらいたいと思って作った。しかし、これほど長い年月を経てもなお、この作品が機関車のように走り続けるとは想像もしていなかった」と述べている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 「ホーム・アローン」再出演可能性検討発言のマコーレー・カルキンに監督「あの雰囲気は…」