ケンコバ主演ドラマ「伝説の風俗」節目の第20弾はロボットデリヘル 徳井義実もゲスト出演
ケンドーコバヤシ(ケンコバ=53)主演CSチャンネル「映画・チャンネルNECO」のドラマ「桃色探訪~伝説の風俗~」第20弾の新宿編が8月30日午後11時35分から放送される。
ケンコバ演じる主人公のサラリーマンが己の勘と経験を頼りに極上の風俗を追い求める物語で、毎回実在の店舗をめぐる。今回は女性とのコミュニケーションが必要ないという「ロボットデリヘル」が舞台。日々の仕事のストレスから軽度の失語症を患ってしまったケンコバ演じる主人公が、取引先との会話もままならず訪れた病院で医者に欲求不満を指摘され、リフレッシュのために店舗を訪れる模様を描く。相手役の風俗嬢、ちひろをセクシー女優の倉木華が務め、主人公が訪れる病院の医者をチュートリアル徳井義実が演じる。
ケンコバは「ロボット風俗」について「ちょうど知り合いが行ったという話を聞いたばかりで、その人は途中で悲しくなってしまったらしく『もう(ロボットを)解除してくれ、普通(の人間)でいてくれ』とお願いしたと。『何しに行ってん!』という感じだったんですけど、僕なら最後までロボットでしてもらいますね。デカいテーマでやりたいから、ロボットがロボットを生むというか、AIが人間を超える瞬間のデストピア、絶望みたいな話にしたいですね」と熱弁をふるった。
相手役の倉木については「きれいでしたね。撮影の手順もあって、600回くらいハグしてくれましたので、ずいぶん助かりましたね」と振り返り、付き合いの長い徳井との共演には「若いときからずっとスケベな話してたんですよ。それが今回撮影で会って、白髪の話とかばかりで女性の話題が出ず、年取ったなと思ったんですけど」と笑わせた。
それでも「最終的には50代女性のエロさを力説し合った」とも明かし「結局昔と変わってませんでした」とまとめた。
見どころについては「作品で初めてセットを組んだコックピットのシーンが出てくるんですけど、『オレたちひょうきん族』並みの荒い映像になってる可能性があるのでちょっと怖い気持ちもありますね」としつつ「いつの時代の映像なんだっていう(笑い)。全体的にストーリーもSF気味なんですけど、監督のこだわりでラストシーンに『これいるか?』みたいなところがあるんで、ぜひそこを見てあげてください(笑い)」と呼びかけた。
また徳井は「エロには極力関わっていきたいので、コバさんが『桃色探訪』に出てるのは、楽しそうやな、って思っていました」と語り「自分は医者役だったんですけど、オファーを受けたとき、もっとスケベな、何かの変態役なのかと思っていたので、どこまで変態性を出すか考えました」と振り返った。
風俗との思い出では2005年のM-1グランプリ決勝進出者発表の日も利用したことを明かし「待合室でマネジャーから決勝進出の連絡を受けるっていう、そんな思い出があります。そんなうれしい感情を得た場所なので、風俗店にはポジティブな印象がありますね」。見どころにはケンコバとゲームに興じるシーンを挙げ「そこの雰囲気というか間ですね。芸人ならではの空気感が出てればいいなと思うので、ぜひ、そこを見て欲しいです」と力を込めた。