山本恭司(2024年9月撮影)

ギタリスト山本恭司(69)が14日、インスタグラムを更新。13日に死去が発表された“NoB”こと山田信夫さんを追悼した。

「NoBくんと初めて出会ったのは、樋口宗孝ソロアルバム『破壊凱旋録』のレコーディングの時だった」と切り出し、「デモテープを聴いて、『何て歌のうまい子なんだ!?』と驚き、僕がアレンジして何本もギターを重ね、そこにまた彼の歌が入った時は感動だったね。まだ19歳くらいの頃だったんじゃないかな」とその出会いを振り返った。

「闘病中なのは知っていたし、そのことでメールしたこともあった」と続け、「何度も何度もよみがえって来たけど、ついにその時が来たんだね」とした。

「Runawayするには少し早かったとは思うけど、この世での人生全う、お疲れさまでした」と追悼した。

NoBさんの所属事務所は13日、公式サイトなどでNoBさんが腎臓がんのため今月9日に亡くなっていたことを発表した。61歳だった。

Nobさん84年にMAKE-UPボーカルとしてデビュー。その前年の83年、ラウドネスのドラマーだった樋口宗孝さんのソロアルバム「DESTRUCTION~破壊凱旋録~」にボーカルとして参加。バラード曲「RUNAWAY FROM YESTERDAY」を歌唱したが、同曲のギターを弾いたのが山本恭司だった。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 山本恭司「少し早かったとは思うけど…」NoBさんを追悼 名曲でデビュー前に共演も