佐藤隆太「海猿」以来20年ぶりフジ火9「迫力に驚きました」10月期「新東京水上警察」
俳優の佐藤隆太(45)が、フジテレビ系10月期連続ドラマ「新東京水上警察」(10月7日開始、火曜午後9時)で主演を務めることが13日、分かった。佐藤をはじめ、NEWS加藤シゲアキ(38)女優の山下美月(26)ら水上警察署のチームが、東京の海や川で起きたあらゆる犯罪の事件解決に挑んでいく物語。
原作は吉川英梨氏による同名小説。「水上警察」は08年まで実在し、名称を変えて現在も存在する警察組織。同組織を題材とするのは日本の連ドラ史上初めて。船同士のシーチェイス、海上アクションなど臨場感あふれるシーンが映像化された。「火9」枠でおなじみの湾岸署もライバルとして登場。新設署で弱い立場にある水上署VS湾岸署の捜査争いにも注目だ。
水上警察のリーダー碇拓真を演じる佐藤は、「火9」枠に同局系「海猿」以来約20年ぶりのカムバック。役どころについて「不器用だけど熱くてまっすぐな男」とし「そんな碇の姿を要所要所で表現したい」と意気込んだ。あるシーンは3日間連続で船上撮影を実施し「海で撮った映像を少しだけ見せてもらったのですが、迫力に驚きました」と手応えを感じている。
碇とバディを組む日下部峻を演じる加藤は「船でのチェイスは日本のドラマではあまり見たことがないのでは」とコメント。警視庁の海技職員・有馬礼子を演じる山下は、船の操縦シーンにも挑戦。「メンバーも個性が光っている内容になっておりますので、水上署の魅力をお届けするのが楽しみです」と話した。