小林信也氏(2005年2月撮影)

スポーツライター小林信也氏が11日、フジテレビ系「サン!シャイン」(月~金曜午前8時14分)に生出演。第107回全国高校野球選手権(甲子園)の2回戦以降を出場辞退を発表した広陵(広島)の判断について「謝っているようで謝ってない」と断じた。

MC谷原章介から「大会期間中に1回戦を勝ったチームが出場辞退、って、こういうこと今までありましたか?」と尋ねられ「大会史上初ですね。コロナ禍のときに感染したために辞退はあります。こういうケースは初めてです」と返答。さらに谷原から「どう思われましたか」と問われて「このタイミングでなぜ、っていうと、新しい暴力事案が正式に告発されて、どうも野球部には暴力的な体質があるんだ、ということを認めざるをえなかった。1月の報告が果たして十分だったのかということに話が及んでしまう」と話した。

そして小林氏は「そうすると辞退せざるを得ないという判断になると思うんですが、校長の会見を見ていると、そのことは謝っているようで、謝っていない」と私見を示し「結局、SNSの誹謗中傷で周りの人に被害を与えかねないから犠牲になって、辞退をします、という言い方に聞こえるところが解せない」と断じた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 著名スポーツライター「謝っているようで謝っていない」広陵の校長会見に私見