歌舞伎座(23年7月撮影)

松竹は11日、東京・歌舞伎座で上演中の「八月納涼歌舞伎」について、「出演者の体調不良」のため、第2部「火の鳥(ひのとり)」の同日11日公演を中止すると発表した。

同社は「皆様には大変なご迷惑をおかけいたしますこと、深くお詫び申し上げますとともに、ご理解を賜りますようお願い申し上げます」と謝罪し、理解を求めた。

12日は当初から休演日となっており、13日以降の上演については「決定次第、松竹ホームページにてお知らせいたします」とした。 「八月納涼歌舞伎」は例年、多彩な演目により3部制で構成しており、今年の第2部「火の鳥」は坂東玉三郎、市川染五郎、市川團子が出演。歌舞伎狂言作者の竹柴潤一氏が脚本、オペラを中心に幅広い舞台の演出を手がける原純氏が演出、美術原案などを担当。演出も手がける玉三郎が伝説の火の鳥、染五郎と團子が火の鳥を探し求める兄弟を演じている。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」第2部「火の鳥」当日に中止 出演者の体調不良 坂東玉三郎ら出演