古舘伊知郎「『終了』とか『悲報』とか…」広末涼子容疑者めぐるSNS上での「レッテル」に私見
フリーアナウンサー古舘伊知郎(70)は9日、TBS系「ゴゴスマ」(月~金曜午後1時55分)に生出演。静岡県島田市の市立総合医療センターで女性看護師を蹴るなどしてけがを負わせたとして、静岡県警掛川署に傷害の疑いで現行犯逮捕され、この日送検された俳優広末涼子容疑者(44)をめぐるSNS上の指摘について、私見を口にした。
広末容疑者をめぐっては、逮捕事案となった病院での行為の直前に新東名高速道路で乗用車を運転中に追突事故を起こし、その後搬送された病院で治療を待っている際に、看護師に暴行したとされる。高速道路や病院内では不可解な行動があったと伝えられているほか、警察署内でも大声を上げるなど落ち着かない様子がみられたが、現在は落ち着きを取り戻しているとも伝えられている。こうした行為の背景に、何らかの薬の服用の有無とその影響があったかどうかについて、薬物検査も含めた慎重な調べが行われているとみられる。
番組MCのフリーアナウンサー石井亮次に、今回の問題でのコメントを求められた古舘は「精神的にも相当追い詰められて苦しんでいたのかな、本人しか分からないというのがあったのかなと、想像するんですが、薬物のことも含めてはっきり分からない時だから、よけい思うことがひとつある」とした上で「言葉のレッテル張りをしない方がいいなと、自分戒めてはいるんですね」と口にした。
「SNSまわりでも、『広末終了』とか『悲報』とか、とんでもない決めつけの言葉がおどるじゃないですか」と指摘しながら、「これは疾患であるかもしれないし、それで処方された薬を飲んでいてのちょっと残念な、人を巻き込んでしまう、とんでもないことが起きた可能性もある。自分で分からないことは分からないと、保留にすることは大事かなと戒めていますね」と、言葉を選びながら慎重にコメントした。