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『劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段』は、2011年3月12日に公開された、アニメ『忍たま乱太郎』シリーズとしては約15年ぶりの映画作品であり、初の長編映画となります。
キャッチコピーは「忍術学園最大の危機!?友達がいれば、ぼくらは無敵!」。
本作は原作漫画『落第忍者乱太郎』第37巻および第42巻のエピソードをベースにしつつ、後半には原作やテレビアニメ版にはない新たなエピソードを取り入れています。
夏休みが終わった忍術学園で大きなトラブルが発生し、一年生から六年生の宿題がごっそり入れ替わってしまったのです。
一年は組の山村喜三太が引き当てたのは、六年生用の「オーマガトキ城主のふんどしをとれ」という難易度の高すぎる宿題でした。
姿を見せない喜三太は、オーマガトキ城に捕まってしまったと判明します。
しかも現在、オーマガトキ城はタソガレドキ城と戦の真っ最中。まずは忍術学園の特命選抜チームが喜三太の救出に向かいます。
さらに、二つの城の戦いに巻き込まれた園田村から依頼を受けた忍術学園は、全員出動の大作戦で忍務にあたることになるのです!
【キャスト】
乱太郎:高山みなみ
きり丸:田中真弓
しんべヱ:一龍斎貞友
ほか
【スタッフ】
原作:尼子騒兵衛
監督:藤森雅也
脚本:浦沢義雄
音楽:馬飼野康二
監修:芝山 努
『劇場版忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段』の大きな魅力は、キャラクターの多元的な描写にあります。
これだけ多くのキャラクターが登場するにもかかわらず、一人ひとりに個性があり、互いに潰し合うことなく輝いていますよ。
それぞれが自分の持ち場についている様子から、先輩としての面が見えたり後輩としての面が見えたりと、多面的な人物像が描かれています。
本作では、忍たまたちが委員会ごとにまとまって行動する場面も見どころ!
「不運委員会」と呼ばれる委員会のお決まりの不運が盛大に発動するシーンなど、各委員会ごとに様々な魅力を発揮しています。
『忍たま乱太郎』をよく知らない方でも、この映画は十分に楽しめる作品。
特に本作は「宿題が入れ替わった」という誰にでも分かりやすい導入から始まり、戦の背景や登場人物の関係性も適宜解説されています。
ギャグだけでなく、シリアスな雰囲気も同時に混在する、『忍たま』の世界観がぎゅっと凝縮された映画ですので、『忍たま』の沼の入り口としてとてもおすすめ!
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