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ある日突然我々の住む現実世界から魔法が満ちる異世界、ツイステッド・ワンダーランドに召喚された主人公。
右も左もわからず戸惑っていた所、胡散臭い仮面の校長ディア・クロウリーの手引きでナイトレイブンカレッジに迎えられ、オンボロ寮の監督生に任命されます。
ナイトレイブンカレッジは優秀な魔法士を多数輩出してきた名門養成学校で、様々な地方出身の学生が通っていました。
元の世界に戻る方法を模索しながら学園生活を送る監督生は、彼等が起こす大小無数のトラブルに巻き込まれていき……。
ナイトレイブンカレッジ3年B組所属、イグニハイド寮寮長の18歳。
CVは『ハイキュー!!』の月島蛍や『ユーリ!!! on ICE』のユーリ・プリセツキー、『僕のヒーローアカデミア』の死柄木弔や『ブルーロック』の糸師凛を担当している内山昴輝さん。
見た目は青い炎のような長髪と神秘的な黄金の瞳をした美青年……ですが、中身はサブカル大好きな強火オタク。
重度のコミュ症ひきこもりな上廃課金ソシャゲ中毒で、余程のことがない限り自室から出てきません。
性格は根暗で卑屈なブラコン、唯一リモート授業の受講を許されており学内を徘徊している姿を見かけるのは大変レア。
実は嘆きの島の名家出身で機械全般に強く、ネットを介したハッキングはお手の物。
色々こじらせすぎて手遅れなオタク故に挙動不審な行動が多いものの、最愛の弟・オルト関連のイベントではがぜんやる気を出す、なんだかんだいいお兄ちゃんとして自寮生には慕われています。
犬や猫などモフモフした小動物に目がなく、見かけると脊髄反射で追いかけてしまうのはご愛敬。
陽キャを天敵と見なしており、コミュ力の高い人間に話しかけられると露骨にキョドる悪癖持ち。
生来の人見知りが原因で交友範囲は狭いですが、ボードゲーム部で一緒のアズール・アーシェングロットとは交流があり、放課後には懐かしのボードゲームを囲み、仲良く喧嘩しながら遊んでいます。
期間限定イベント『フェアリーガラ』予行演習にて、ヴィルからパフォーマンスが全然なってないと駄目だしされたジャミル。
気分転換に一人で練習しようと夜の学園を徘徊中、中庭の方から「パンサー!ボンバー!サンダー!ファイター!ライザー!ハイパー!ダーーダーー!」の奇声が響いてきました。
興味を引かれて近付いてみた所、そこにはキレッキレのダンスを踊るイデア氏が!
イデアがタブレットで見ていた動画をもとに検索し、それがアイドルグループ「崖っぷちもいらす」の振り付けだと把握に至ったジャミルは、嘘も方便でダンスの極意を学び取ろうと接触。
「実は俺、『がけも』に興味ありまして……。」
するとイデアは「し、知ってるんでござるか!?」と食い付き、「き、君も、その……打ったりするの?」と挙動不審に探りを入れてきました。
イデア氏はアイドルもバリバリ守備範囲だった模様、サブカルを極めたオタクに死角なしです。
意味不明な質問にジャミルが当惑すると、最前までの勢いが嘘のようにすんっ……と静まり、「間違いない。にわかですね、はい。ライブを体験せずに知ったかぶりなんて滑稽ですわ。」と、上から目線で説教を始めるではありませんか。
同志と出会いテンションぶち上げたのも束の間、にわかと断じるやいなやマウントとってくる面倒臭さには、オタクの悪癖が詰まっていました。
それはそれとして授業さえリモート受講するレベルのひきこもりのイデア氏が、アイドルのリアルイベントに遠征するのみならず、夜な夜なオタ芸特訓で汗水流す姿はギャップ萌えの極み。
推しは推せる時に推せ、推す時は全力で!を体現するファンの鑑ですね。
その後ジャミルに乞われて打ち方を教えてあげるあたり、意外と押しに弱い……もとい、面倒見がいいのかもしれません。
余談ながら「がけも」はイデア絡みのエピソードにたびたび登場するので、イデアファンはぜひ押さえておいてください。
メインストーリー7章では就寝中のイデアの様子を見に来たオルトが「がけもの名曲を掛けたら即起きて変なフリで踊り出すのに」と嘆いている他、期間限定イベント『バルガスCAMP!〜ハプニング・リターンズ〜』では、「がけも」のサバイバル番組に触発され、ノリノリで焚き火にチャレンジするイデア氏のおちゃめな姿が拝めます。
アプリ登場話数:期間限定イベント『フェアリーガラ』SRジャミルパーソナルストーリー「ガラ・クチュール」2話
全国魔法士養成学校総合文化祭にて、学園の内外から詰めかけた人々の前で、研究発表をすることになったイデア氏。
されど大のコミュ症の彼にとって、満員御礼のイベントステージに上がり、人前でハキハキ話すなどぶっちゃけ無理ゲー。
そこで自身の声からライブラリを作成し、タイピングに合わせリアルタイムで文章を朗読する、合成音声プログラムを制作します。
事前に読み上げソフトを再生したイデア氏は、全く詰まらず噛みもしない滑舌の良いイケボに惚れ惚れし、「いやぁ~……実は拙者メッチャいい声しとるな~!」と自画自賛。
そりゃ内山昴輝さんの声帯だし……というか、今まで気付かなかったのが驚きです。
そこまで人前に出るの嫌なの!?と呆れると同時に、常人には不可能な離れ業を実現させる、ピーキーな才能に圧倒されました。
実はイデア氏、僅か5歳でハッキングソフトフェアを開発した輝かしい実績の持ち主。
幼少時から電子の海に馴染んだ機械オタク、改め世紀の発明をしていた天才なら、パソコンソフトを替え玉に仕立てるなどお茶の子さいさい。
筆者の偏見ですが、ボーカロイドの調教やゆっくり動画解説にドハマりしそうですね。
読み上げソフトに研究発表を任せた最大の動機が、自分に先駆けて寮長に選ばれた後輩のリドルをプギャーしたいからというのも、負けず嫌いなイデアらしくてイイですね。
アプリ登場話数:EPISODE・5 13話
年に一度の星送りの儀式にて、全校生徒の願いを集めて回るスターゲイザーに任命されたイデア氏。
ひきこもりには荷が重いとさんざん渋り、星送りの練習をサボったことでデュースと喧嘩になるものの、彼との賭けに負けたことやオルトの本心を知ったことで考えを改めます。
オルトとイデアの願いは幼少期に熱中したゲーム、『スター・ローグ』続編の発売。
開発チームの解散により続編の制作は絶望的と見なされていましたが、心からこのゲームを愛する2人は諦めきれず、本気を出したイデアはたった2日で弟を宇宙に飛ばすスターゲイズ・ギアを制作。
最愛のオルトを無事宇宙に送り出し、皆の願いを美しい流星雨に変え、世界中に降り注がせることに成功しました。
そして最終話……この光景にモチベーションを刺激された監督が『スター・ローグ』の続編制作を発表し、イデアとオルトの夢は奇跡的に叶うのです。
雑誌を読んだイデアが血相変えてグラウンドに駆け付け、「黙っててデュース氏!拙者はオルトと話しに来たの!」と後輩を一喝し、ぐぬぬさせるシーンは何度見ても爆笑もの。
「プレイはもちろん設定資料も読み漁って、それから……。」と悶々妄想を膨らましにちゃりほくそ笑む様子は、全オタクの共感を勝ち取りました。
アプリ登場話数:期間限定イベント「星に願いを~Dance and Wishes~」13話
学園を辞めるリリアの送別会に招待されたものの、「別に……リリア氏とは友達でもなんでもないし……顔見知り程度ですし……送別会なんか行っても別れを惜しんで語れるほどの思い出とか全然ないですし……。」と出席を渋るイデア氏。
彼が自室にひきこもっているのは、2年来の付き合いのネトゲ友達・マッスル紅が、突如引退を発表したことと無関係ではありません。
大前提としてリアルなんかクソゲーだと思っているイデア氏。
協調性の欠落やコミュニケーションの下手さが祟り、どのギルドでも長続きしなかった彼が、2年以上毎日メッセしてジャンルを超えたゲームで遊んできた唯一の友人とくれば、さぞかし濃密な間柄だったはず。
「マッスル紅氏との別れが辛すぎて~~~ッ!!!」と、埴輪のような顔で絶叫したくなる気持ちもわかります。
その醜態に同情したオルトが「マッスル紅さんの所在地を調べあげようか?」と提案した所、「ピピーーーッ!!」とセルフホイッスルを吹き、ネットリテラシーの問題上断固拒否。
兄を送別会に連れ出す高難易度クエストに敗れたオルトを見送ったのち、「勇気を出して連絡先くらい聞いておけばよかったかな……。」と自虐する、ネガティブ全開の言動が愛おしいです。
マッスル紅の正体がリリア・ヴァンルージュ本人とは、この時点では知る由もありません。
アプリ登場話数:『ディズニー ツイステッドワンダーランド』EPISODE・7 20話
イデア氏がいらすとやとコラボしてアップした7章攻略動画も、無敵に不敵なチートオタクぶりを語る上で外せません。
タイトルはずばり、『陰キャな魔法工学系男子が3分で魔王攻略を解説する動画』!
7章攻略に手こずっている『ツイステ』ファンに向け、大変わかりやすい語り口でアドバイスしてくれるので、無限リピートが止まりません。
本編のシリアス展開とは一線を画し、マレウスの魔法領域を巨大MMOAPGのサーバーに、マレウス自身をサーバー管理者にたとえるゲーム脳は健在。
一方で「数の暴力でボッコボコにするんだ!」など物騒な発言をしており、イキリオタクの面目躍如に期待が高まります。
この動画は「EPISODE・7『深淵の支配者』Chapter8」内でも見れるので、イデアのイケボといらすとやの可愛いSDを堪能してください。
以上、イデア・シュラウドのオタクの極みエピソード5選をご紹介しました。
ネトゲ友達の引退宣言にショックを受け送別会をサボってしまったり、人間関係に臆病で不器用な所が彼の魅力ですね。
7章後半はイデア氏がチート級の大活躍をしてくれそうなので、正座で待ちたいと思います!