歌手でダンサー・三浦大知(32)が29日、東京・渋谷のNHKホールで開かれた『第70回NHK紅白歌合戦』リハーサルに登場した。
三浦は1997年に『Folder』のメインボーカルとして音楽活動をスタート、05年にシングル『Keep It Goin’ On』でソロデビューを果たした。2012年には初の日本武道館公演、13年には横浜アリーナ公演を大成功させた。昨年1月には『仮面ライダーエグゼイド』主題歌『EXCITE』でオリコンデイリーチャートと週間チャートで1位となり、初出場の紅白歌合戦でも同曲を披露したが、音楽なしでダンサーたちとダンスを合わせるという圧巻のパフォーマンスで、お茶の間の度肝を抜いた。今年歌う楽曲『Blizzard』は映画『ドラゴンボール超 ブロリー』の主題歌としても広い世代に親しまれた。
音合わせでは、三浦おなじみのダンサーとの一糸乱れぬシンクロダンスを披露。さらには炎演出もあり、その熱風は客席をも熱くさせるほどだった。
今年のパフォーマンスへ、「『ドラゴンボール』の映画の楽曲ですけど、とても熱い楽曲なんです。それを表現するため、いつもは自分1人でパフォーマンスしているんですけど、紅白スペシャルということで、新たにこのために振り付けを作って、ダンサーたちとバッチリパフォーマンスをしたいと思います」と、曲にかける意気込みを。
炎演出へは「お客さんにも熱波みたいなものも届くと思うので、テレビ越しのみなさんにも伝わるといいなと思っています」とのこと。
紅白歌合戦には「星野源さんの楽曲とか大好きなので楽しみですし、美空ひばりさんのAIの技術を使った番組のナレーションも人生はじめてさせて頂いたので、それを生で見れますし。紅白でしか見れないパフォーマンスですよね」と、楽しみにしていることも多いよう。
今年を振り返ってもらうと、「縁というか出会いが多くて、いろんな人とつながる1年でした」としみじみで、今年を漢字1字で表してもらうと「『繋』かなって。いろんな人とつながった年だったなと思います。それと僕はゲームが子供の頃から大好きだったんですけど、プロデューサーの方がいて、その作品に呼んでもらったりと、今年はたくさんいろんな人とつながれて、夢がかなっていく1年で、しっかりその経験を吸収していきましたね」と、実りのある1年になったよう。
来年も「歌って踊ってるんだろうなって。変わらずん挑戦し続けられたら」と、爽やかな意気込みを残しその場を後にした。