17日未明、NHKが報じており、井筒親方は鹿児島県出身。元関脇・鶴ケ嶺、先代の井筒親方の次男で、昭和53年の初場所で初土俵を踏んだ。
昭和56年名古屋場所で十両に昇進、昭和57年の九州場所で新入幕。平成元年の春場所では弟の寺尾、現在の錣山親方とともに大相撲史上初めての兄弟同時三役になった。
三賞は殊勲賞に5回、技能賞に4回選ばれており、平成4年に引退後は親方として後進の指導にあたり、平成6年に父から部屋を継承し、横綱・鶴竜などを育てた。
関係者によると、井筒親方は今場所前から体調を崩し、都内の病院に入院して治療していたが、16日夜に亡くなった。