世界で初めて肥料も農薬も使わずにリンゴ栽培を成功させた、「奇跡のリンゴ」の産みの親として知られる青森県の農家・木村秋則氏が、岡山県で米作りを直接指導。農薬も化学肥料も、そして有機肥料すら使わない「究極の安心・安全」のお米「木村式自然栽培米『ナチュラル朝日』」が、通信販売サイト『WELLBEST(ウェルベスト)』で、全国販売している。
木村氏と岡山県の農家との接点は8年前。「奇跡のリンゴ」を作ることに成功した木村氏は、無農薬、無肥料による自然栽培の米で日本の食を変えたいと全国を講演していた。その講演を聞いた倉敷の農家(現在、「NPO法人岡山県木村式自然栽培実行委員会」の理事)が共鳴し、2010年から取り組みを開始。
木村氏を地元の青森から岡山まで招聘し、自然栽培の米作りの指導を直接受けた。木村式自然栽培では、化学的に合成された農薬や除草剤、土壌改良材などを使用しない。そのため田んぼには雑草が生え、カエルやどじょうなどたくさんの生き物が棲息している。また、その生き物たちや害虫を狙って、白サギなども飛んでくる。昭和中期まであった自然の生態系も復活。自然環境にも優しいから、丈夫な稲がすくすく育つ。その証拠に農薬、化学肥料、有機肥料漬けになっている稲よりもしっかりと張った根で土中の養分を十分に吸収するため、根が長いという。
そして、もう一つの特徴が、米自体のうま味。木村氏が自然栽培に適した米として選んだ品種の『朝日』は、岡山県で古くから作られていた。日照を何より必要とする『朝日』の美味しさは“晴れの国おかやま”ならではの味わい。上品でスッキリとした甘みと、奥ゆかしい旨味で人気のお米だ。
(「奇跡のリンゴ」の木村秋則氏)
明治41年、京都の農夫山本新次郎氏が、当時栽培していた品種『日の出』の中に発見した新種で、昭和に入ってからは西の『朝日』、東の『亀の尾』と言われ美味しい米の代名詞になったほど。コシヒカリ、ササニシキの祖先にもあたり、品種改良されていない希少な在来品種なのだとか。
もち米と交配させていないことから、もちもちとした食感とは違い、ふっくらと粘りがあるのが特徴。粒が大きく、しっかりとした歯ごたえとお米本来の旨みが感じられます。また、冷めても品質が変わらないことから、お寿司やお弁当にもぴったり。寿司職人や高級料亭の料理人が指名する一品としても知られています。
そして木村式自然栽培の「朝日」は、専門機関で実施された食味会でも「味がしっかりしている」「どこか懐かしい味」「おかずが進むおいしさ」と、お米作りのプロ達からも称賛の声が上がりました。
木村式自然栽培米生産者代表の山田徳三郎さんは、「無農薬はまだしも無肥料で米を栽培するなんて、最初は無理だと思っていました。木村さんの指導を受けるうちに、肥料をやり過ぎると、かえって病気に弱くなることがわかりました。自然栽培のお米は根がしっかり張ってミネラルがゆきわたるので、とてもおいしいんです。精米に玄米を2割ほど加えて炊くのもおすすめですよ」と、自信をもって薦める。
農薬も化学肥料も、そして有機肥料すら使わないため、手作業での草刈りや害虫の駆除に大変苦労するなど、手間ひまもかかります。収穫量は現在3000俵ほどだという。
そのため、「木村式自然栽培米『ナチュラル朝日』精米(2kg)」(2,484円・消費税込)、「木村式自然栽培米『ナチュラル朝日』精米(5 kg)」(6,156円・消費税込)、「木村式自然栽培米『ナチュラル朝日』玄米(5kg)」(5,886円・消費税込)、「発芽玄米ごはんパック(180g入り×40食)」(15,012円・消費税込)と、値は張る。
しかし、岡山県内の学校給食にも採用されるなど、徐々に認知度も上がってきており、契約農家が増えれば、今後価格のダウンも見込める。
健康によく、農薬も化学肥料も、そして有機肥料すら使わないため、地球環境にも優しい木村式自然栽培米『ナチュラル朝日』をこの機会にぜひ、ご賞味を。
◆他県で生産された朝日米は米穀検査を受けることはできず未検査米となり、朝日米の表示をすることは違法。岡山県内で栽培された朝日米のみ、正式な朝日米と称して流通されている。朝日米は、岡山県内JAの米穀検査を経て、JAS法による表示証明と、NPO法人岡山県木村式自然栽培実行委員会の認証を同時取得している。
■販売問い合わせ先
1)ウェルベスト
通信販売サイト『WELLBEST(ウェルベスト)』
https://www.wellbest.jp/
2)フリーコール
0120-430-114
受付時間/9:00~23:00
3)ホームページ検索窓「ウェルベスト」
「木村式自然栽培米」
https://www.wellbest.jp/goods/kimura/rice.html