“りえしょん”の愛称で親しまれている声優で歌手・村川梨衣が1日、東京・品川ステラボールで『1stRiELiVE~梨の季節~』初日公演を開催した。
声優として数々の作品に出演するなか、昨年6月にアーティストデビューした村川。今年1月には1stアルバム『RiEMUSiC』をリリースしており、それを引っさげての初の大規模ライブとなる
開演時間になると暗転した場内に『G線上のアリア』が流れる中、バックバンドスタッフとともにメイド風な衣装の村川が登場。アルバムの1曲目にもなっている爽やかな感じの楽曲『Anytime, Anywhere』から幕開け。2曲目もアルバムと同じく『Dreamy Lights』を歌唱すると、『Breath』と続けた。
MCを挟んでは、アップテンポのロックチューン『レクイエム』を初披露したりするなか、『夜明けの恋』終わりで会場は暗転し舞台から全員はけることに。すると、千葉県白井市からやってきたなし坊とその妹のかおりという2体の梨のキャラクターが客席前方に現れ、品川ステラボールたどり着くまでというアナログでゆるーい寸劇が開催。そのうちの1体は村川が生で声を当て、さまざまなリアクションとともに、観客たちもノリノリで声を出して積極参加し、楽しんでいた。
衣装替えもありつつ後半は『Eternal』『恋するパレード』と村川によるダンスが多めのナンバーや、『クリームソーダとエンドロール』『戻れない旅』のスローな楽曲など、さまざまな一面を見せつつ、あっという間にアンコール前の1曲に。ここまで約1時間ほどだったが、村川は「驚くべきことに体感時間は5分程度!正直ビックリしちゃってる!!」と、充実の時間だったことを伺わせつつ、『Sweet Sensation』を熱唱した。
アンコール後は、村川自身がパーソナリティを務めているラジオ番組『村川梨衣の a りえしょんぷり~ず♡』の楽曲『RiEtion please(ハート)』を初お披露目したり、4月スタートのTVアニメ『フレームアームズ・ガール』OP『Tiny Tiny』も観客を前に初お披露目しラストMCへ。
単独ライブという夢を1つ叶えられたことへ「信じられないよ!りえしょんのお歌を聴くためだけにステラボールにきてくれるなんて」と、感激している気持ちを伝え、最後は『Baby, My First Kiss』を観客たちも一体となって歌い上げ、場内のテンションも最高潮のなか終演を迎えていた。
■1日公演のセットリスト
M1:Anytime, Anywhere
M2:Dreamy Lights
M3:Breath
M4:レクイエム
M5:MaGiK
M6:夜明けの恋
M7:Eternal
M8:恋するパレード
M9:クリームソーダとエンドロール
M10:戻れない旅
M11:ドキドキの風
M12:Sweet Sensation
EN1:RiEtion please(ハート)
EN2:Tiny Tiny
EN3:Baby, My First Kiss