廣瀬智紀&青木玄徳ボケ・ツッコミのバディ関係は作品外でも変わらず


 俳優・廣瀬智紀(30)、青木玄徳(29)、岸明日香(25)、田島令子(68)が4日、東京・ユナイテッドシネマ豊洲で映画『探偵は、今夜も憂鬱な夢を見る。』(監督:櫻井信太郎/配給:ユナイテッドエンタテインメント)初日舞台あいさつを櫻井監督とともに開いた。


 情にもろく弱者を放っておけない紅伊探偵事務所の2代目所長・紅伊玲二(廣瀬)、その相棒で体育会系な相棒の藍彰二(青木)による予測不能な展開のバディムービー。岸は、紅伊探偵事務所で会うバイトする地下アイドルの沙織を、田島は探偵事務所オーナーの弥生を演じた。


 上映後にキャストらが登壇。司会から玲二を演じてみての感想を廣瀬に尋ねると、「感謝しております」と、ふわっとした返答で観客を沸かせつつ、気を取り直して、「玲二は心に何を抱えているのか、ミステリアスな雰囲気を持っていて自分のことに他人を巻き込んだりと1癖も2癖もある役でした。自分自身が闇抱えてますからかまってくださいということにはしたくなかったので、僕がというよりかは、周りのお芝居を受けて、大部分を作っていったので、周りに支えられたなって」という部分を感謝していたよう。


 玲二はブルウィップ(鞭)を使えるということで、練習もしたそうだが、これに青木が「練習は面白かったですよ。駐車場で鞭を振っていたので!」と、面白い光景だったそうだ。


 事あるごとに廣瀬にツッコミを入れるなど、役以外でも名コンビぶりを見せていた青木は、「廣瀬さんが自分の中の世界で生きていく役の人だったので、そこがまた廣瀬さん自身と重なる部分がありました。玲二感がブレないのでお芝居をして楽しかったですね。それにボケとツッコミという感じなのでプライベートの部分でも役でも一緒なのかなって」と、うまく息も合うものだったようだ。


 イベントではタイトルにちなんで、今まで観た中で印象的な夢はないかという話題となったが、廣瀬は『大物になる夢を見る』としたため、「そういう夢を観ています」と、現実に即したことを話したり、青木は拳銃で撃ち抜かれる夢を見たと言いながら廣瀬の脇腹をツンツンとつついて再現して観客を沸かせることもあった。


 最後に青木から、「玲二と彰二のコンビネーションがまたあったらいいなと思っております。ぜひぜひ面白いよと感想を広めてくれたらありがたいです」と、続編を望み、廣瀬も「こんな大きな劇場で舞台あいさつできると思わなかったんで幸せです。またこの場所に戻ってくることができれば嬉しく思います」と、思い入れを話していた。


 映画『探偵は、今夜も憂鬱な夢を見る。』は4日よりユナイテッド・シネマ豊洲ほかにて順次公開!





廣瀬智紀


青木玄徳


岸明日香


田島令子


櫻井信太郎監督


 


 


 


 


 


 

情報提供元: News Lounge