デジモンアドベンチャー tri. 第4章「喪失」初日舞台あいさつが開催!


 劇場アニメーション『デジモンアドベンチャー tri. 第4章「喪失」』(監督:元永慶太郎/配給:東映アニメーション・東映)初日舞台あいさつが25日、東京・新宿バルト9で開かれ武之内空役の三森すずこ、ピヨモン役の重松花鳥、姫川マキ役の甲斐田裕子が登壇した。


 初代『デジモンアドベンチャー』シリーズの続編を全6章で描く劇場アニメーション『デジモンアドベンチャー tri.』。2015年11月に第1章『再会』、昨年3月に第2章『決意』と、同9月に『告白』が上映されファンからの熱い支持を得ている。本作では、3章で暴走したメイクーモンによりデジモンたちの記憶や絆などがリセットされるリブートが発生。それでも記憶をなくしたデジモンたちに会うため、“選ばれし子どもたち”はデジタルワールドへ向かい、再び絆を築いていこうとするのだが、ピヨモンだけが警戒心をあらわにすることとなり……。


 上映後、『デジモン』の上映イベントではおなじみの、キャラクター同士での影ナレーションでのかけあいがありつつ、重松がピヨモンのぬいぐるみを胸に抱いて登壇。


 4章での印象的だったシーンへは、三森は、「ピヨモンに冷たくというか他人行儀な感じで落ち込んだり、ヤマトと太一の間で挟まれたり、芽心ちゃんに癒やされたりして。でも、空みたいにヤマトと太一に挟まれたいなって思って、あんな幼馴染欲しいです(笑)」と、しみじみ。


 今回の第4章劇中ではピヨモンは“ツンツン”している場面も多いことから重松は「ピヨモン大丈夫でしたか?もう、嫌いになったりしないでください!」と、不安があったそうで、「空とはこれから仲良くしていく予定ですので!」と、猛アピールして、場内を沸かせることに。


 アフレコについての思い出を問われると三森は、3章を挙げ、「涙が出そうになったシーンがあってパタモンが“僕のことやっつけて”みたいなことをいうシーンはアフレコ中には涙が出そうになって、なんてけなげで、そんなこと言うなよ……と思って。(パタモン役の)松本(美和)さんを抱きしめたくなりました」という感動していたそう。


 ちょっとしんみりした話の直後、重松は「現場のモノマネ率が高くなってきたんです。1章はアグモンとかだったんですけど章が進んでくると今度はみなさん『ハックモンです』とかすごいいい声をマネするんです。とくに丈ね!(丈演じる)池田純矢くんと(パルモン役の)山田きのこちゃんと隣り合って座っていてその隣に私が座ってると本当にうるさいの!本人の前でパルモンのマネしたり、きのこさんも楽しい人だから『本番さ、私の替わりにやっちゃいないよ!』というから、“それはわかるから!”『じゃあ、丈を替わりにやりますか?』“いや、無理だから!”って(笑)」と、ツッコミ役に回って和気あいあいといった様子が伝わってくるようなエピソードも披露していた。


 一方、デジモンや選ばれし子どもたち以外でのキャスト登壇は初ということがアナウンスされた甲斐田は、「どんな過去を抱えて生きているかなというので、学生時代のラブいシーンもあります(笑)。ラストのシーンは何度もやりました。それでこういう音が選ばれたんだと思いました」と、衝撃的な仕上がりになっているということを語っていた。


 ほかにも、高石タケル役の榎木淳弥が“画伯”として盛り上がっているそうだが、そこから三森の絵のことに話題が移り、重松が「初めて描いたのを見た時にピヨモン?と思ったけど、だんだんうまくなってるよね。愛は感じるけどとがってたのが、だいぶキラキラしてきました」というと、三森は「恥ずかしい」とはにかんでいたが、「私も成長して絵がうまくなってきたと思って」と、上達ぶりに自信がでてきたようだった。


 劇場アニメーション『デジモンアドベンチャー tri. 第4章「喪失」』は全国13館にて劇場上映中!なお、今回の劇場公開で『デジモンアドベンチャー tri. 第5章「共生」』の公開が2017年内に劇場上映されることが明かされた。






 


 


 

情報提供元: News Lounge