ラスト2秒が必見!思わず「見かえしたくなる」動画


 思わず巻き戻して、二度見、三度見して、じっくりと確認したくなる動画がある。


 朝、ホテルで東京のガイドブックを読んでいる女性。外はあいにくの空模様。「今日の天気は?」とつぶやくと、どこからか姿の見えない謎のアシスタントが「今日の新橋の天気は、雨のち曇り」と教えてくれる。その謎のアシスタントは、上野の根津神社までの行き道、横浜赤レンガ倉庫についてなど様々なことを教えてくれる。


 それはまるで、二人で会話しているかのよう。さらに、謎のアシスタントは、10分前に知人から着信があったことも丁寧に知らせてくれる。「TWOURIST~ふたり旅~」というタイトルにも関わらず、東京に観光で訪れた外国人の女性一人しか登場しないのも謎だ。


 動画が終了となるクライマックスの2秒前、横浜赤レンガ倉庫のカフェでコーヒーを飲んでいる女性が立ち去ると、「えっ、そんなとこから?」と、思わずカーソルを戻して見返してしまうようなとこから、全身にボディペイントを行い、風景と同化していた謎のアシスタントが姿を現す!


 スマートフォンの音声認識ガイダンス機能を使ったものだろうことは想像つくが、女性はスマホを見ることもいじることもない。


 これは、『目には見えない存在が情報を伝えてくれる』という「Xperia Ear」のボイスアシスタント機能を表現するために行われた手法。



 『Xperia Ear(エクスペリア イヤー)XEA10』は、スマートフォンAndroid端末用のスマートプロダクト。耳に装着しハンズフリーの状態で、スマホの機能の一部を音声のやり取りだけで行えるイヤホンマイクである。ソニーモバイルコミュニケーションズが、11月18日に発売した。


 耳に装着することで、スマートフォンを鞄などから取り出すことなく通話やメッセージの送受信ができる。スマートフォンの確認が難しい移動中の車内などのビジネスシーンで便利なほか、プライベートでも周りの景色を楽しみながらコミュニケーションを楽しむことができる。


 先の動画は、「Xperia Ear」のコンセプト動画で、映像内でも出て来たように、内蔵されたセンサーが耳に装着したことを検知し、未読のSNSや不在着信の有無、スケジュール、ニュースなどの情報を音声で知らせる。また、メッセージの送受信や通話、ナビゲーション、情報検索など、これまでスマートフォンを介していた操作も、音声で指示することができるというもの。


 同動画のこだわりは半端ない。謎のアシスタントを視聴する人から見えないようにする必要があり、背景に完全に溶け込ませるために5時間以上かけてペインティングした。


 背景とボディペインティングを同化させる撮影は、太陽などの変化によって、光の当たり方が変わるため、通常は屋内で実施する。しかし、今回は開放感のある旅行シーンを表現するために、難易度の高い屋外での撮影にチャレンジ。あらかじめベースのボディペインティングを屋内で行ったあと、屋外の撮影現場に移動。


 事前のペインティング作業はもちろん念入りに行いましたが、いざ撮影現場に立つと背景と明るさが違って見えたり、色合いなどが微妙に合わず、細かい微調整・修正を行う時間が想定以上にかかったというこだわりの力作。


 クライマックスの2秒でタイトルが「TOURIST」ではなく、「TWOURIST~ふたり旅~」となっている理由がわかるという仕組み。その仕上がりはぜひ、映像で確認し、背景と同化している女性を探してみてはいかがですか。


 


 


 


 


 





 


 
















情報提供元: News Lounge