オンワードがグルメ通販サイトを開設


 国内アパレルメーカー大手の『オンワードホールディングス』は22日、オンワード・ベイパークビルディング2階『シェアパークカフェ』で、新規事業として、食の通販事業への参入することを発表する記者会見を行った。


 食を通じて豊かなライフスタイルを提案するグルメEC(電子商取引)サイト「オンワード・マルシェ」を同日よりスタートさせた。


 同サイトが目指すのは、単なる商品紹介ではなく、クリックするたびに作り手の想いやこだわり、食への安心・安全が見えてくるショッピングサイトだ。全国に拡がる同社の営業ネットワークを活用し、その土地を知り尽くしたバイヤーが、直接産地に伺い、生産者と話をし、目で見て、舌で味わった選りすぐりの商品をラインアップ。


 日本にはまだまだ広く知られていない本当に美味しいものが沢山ある。そんな日本各地の逸品や、こだわりの品、さらには“これは美味しい!”と自信を持って届けることができる品を集めた。



 サイトのコンテンツは、“美味しい!をコーディネート”をキーワードに、単に選んで買えるだけではなく、読んでも楽しいサイトとなっている。クリエイティブディレクターには雑誌『東京カレンダー』の編集に携わり、現在は有名グルメ雑誌の編集長を務める大西健俊氏を起用。現地徹底取材をはじめ、お酒に合うつまみや食材に合う器などの組み合わせの提案や、食の専門家と食通のファッショニスタなど当社と関わりのある多数の著名人にキュレーターとして登場いただくなど、読み応え&食べ応えのある内容を届ける。


「オンワードホールディングス」代表取締役社長の保元道宣氏


 スタート時は、「ファッションモデルの絵美里の『オンワード・マルシェ』体験記」「山形県高畠町 食材の特集」「スイーツジャーナリストの平岩理緒が厳選した“スイーツセレクション”」「美容と健康のカンタンレシピ特集」「感じる日本酒」の5特集を掲載。


 取り扱いカテゴリーは、スタート時点では、「お酒」「お米」「調味料」「おかず・おつまみ」「スイーツ」「水・飲料」「器・キッチン用品」の7種類で、約240の出品者で合計約3,000品目からスタートするが、今後は段階的にカテゴリーや品ぞろえを増やしていく予定。商品の発送は、生産者の手で直接発送する新鮮で安心な産地直送方式となります。


 ポイント制度は、会員のステージに応じて購入金額の1~5%を還元いたします。さらに、グランドオープンを記念して、初回購入限定500円クーポンプレゼントキャンペーンを2017年2月28日まで実施する。また、同社の衣料品通販サイトと共通でポイントを使えるようにし、ファッションと食の還流を目指す。


 代表取締役社長の保元道宣氏は、「オンラインストアという現代的なスタイルで、日本の食文化を世界に発信して行こう。ファッションと融合させて新しいカルチャーを作り出していきたい。近い将来、日本食文化をアジア、ヨーロッパ、アメリカなど世界にカルチャーを発信して行く。グローバルなグルメサイトにしていきたい」と、意気込みを語った。


 


同サイトで取り扱う「食」が試食として並ぶ


同サイトで取り扱う「食」が試食として並ぶ


同サイトで取り扱うスイーツが試食として並ぶ


「萩野菜ピクルス」





「米沢牛すじ煮込み」


大分県産「しいたけのオリーブ漬け」


「グローバルなグルメサイト」を目指す


クリエイティブディレクターの大西健俊氏











情報提供元: News Lounge