澤穂希氏がサプライズ登壇!


 劇場アニメーション『コウノトリ大作戦!』(監督:ニコラス・ストーラー、ダグ・スウィートランド/配給:ワーナー・ブラザース映画)初日舞台あいさつが3日、東京・新宿ピカデリーで開かれ、主人公のジュニア役の吹き替えを務めた『アンジャッシュ』渡部建(44)、ハトのトーディ役・児嶋一哉(44)が登壇。ゲストにはサッカー元日本代表の澤穂希氏(38)を迎えた。


 “コウノトリが赤ちゃんを運んでくる”という寓話を基に、大空を舞台にダイナミックに展開される作品。とはいえ、主人公の配達員ジュニアの所属する“コウノトリ宅配便社”は昔起こった事件が原因となり、赤ちゃんの配達を禁止しているという企業。そんな中、手違いでかわいい赤ちゃんが生まれてしまったため、ジュニアは、会社に内緒で赤ちゃんを届けようと決意する……。


 朝早くからの吹替版上映の後に『アンジャッシュ』2人で現れ、お馴染みの“名前間違え”トークで沸かせた後、作品の話題へ。


 渡部は、印象深いシーンへ「赤ちゃんの顔をジュニアが初めて見るシーンですね。赤ちゃんのかわいさに心を持っていかれます」と、顔がほころんでいたよう。とはいえ、撮影は苦労が多かったそうで、「叫ぶシーンが多くて大変でした。アフレコの仕事の後にバラエティがあったときは、ほとんどしゃべってなかったと思います」と、しみじみ。そこに児嶋が「そこはしゃべりなさいよ」と、ツッコミを入れ場内は笑いに包まれた。


 その児嶋は、「トーディが歌うシーンがあって、そこは収録を何度もやり直しました。入魂のシーンです!」と、しっかり自分のシーンをアピールすることとなった。


 トークをしている間に澤氏が登場。渡部は「僕たちの時より拍手が大きい!」と、嫉妬に駆られていたようだが、「渡部さんはとてもいい声で印象的でした」という声にニッコリ。ここで澤氏が「大島さんの声も……」と、お約束の“児嶋の名前間違いイジり”も披露し、さらに観客たちは沸き返ることとなった。


 澤氏は、今年7月に妊娠を発表し、同日が“いいお産の日(1103)”ということでのゲストとなったが、「ほっこりしながら見られる作品でした。観ているときにお腹で赤ちゃんも動いていました。生まれたら見せたいです!」と、おなかの赤ちゃんも高評価(?)だったそうだ。


 イベントではさらに、澤は筆で作品のタイトルを描いた巻物を披露したり、『アンジャッシュ』からは安産祈願として久々比(くくい)神社の安産祈願のお守りが贈られ、澤氏も「出産のときには持っていきます!」と、嬉しそうだった。


 最後に、児嶋から「僕が名前を間違えてキレるという珍しい演出が入っています」と、ボケて会場の笑わせ、澤氏は、「子供から大人まで、見ていて気持ちがほっこりする映画だと思います。たくさんの人に見てほしいです」と、見どころを熱く語っていた。


 劇場アニメーション『コウノトリ大作戦!』は3日より絶賛公開中!

情報提供元: News Lounge