「七つの大罪FES 聖戦の幕間」イベントが開催!


 『七つの大罪FES 聖戦の幕間』夜の部が3日、埼玉・川口総合文化センター・リリア メインホールで開かれメリオダス役の梶裕貴、エリザベス役の雨宮天、ホーク役の久野美咲、ディアンヌ役の悠木碧、バン役の鈴木達央、キング役の福山潤、ゴウセル役の髙木裕平が登壇した。


 『七つの大罪』とは漫画家・鈴木央氏原作で現在、『週刊少年マガジン』(講談社)で連載中の作品。アニメは2014年から15年にかけ2クールで放送され、先月28日よりTVスペシャルとして4週連続で鈴木氏描き下ろしのオリジナルとなる『七つの大罪 聖戦の予兆(しるし)』の放送がスタートしている。


 夜の部は梶が司会で進行。早速、28日に全4話でスタートしたTVスペシャル『七つの大罪 聖戦の予兆』第1話『黒き夢の始まり』を7人の生コメンタリーつきで上映することに。7人ともコメンタリーより、フリートークで盛り上がることとなり、自己紹介では福山が「キング役のアイドルです」と、お茶目なあいさつをすると、梶にも同じ感じでするように促し、梶は「メリオダス役の天使です」と照れながらもあいさつ。“天使”は昼の部で人気となったというフレーズらしく、福山は、「そう言っている梶くんが天使だというのは分かってるから(笑)」といい、福山は観客もあおって、観客らから「天使!」との声が飛ぶことも。


 アフレコでの思い出について、梶は、「アフレコで団長であるメリオダスのことを“隊長”と言った方がいて、今回のテレビスペシャルでも、再び“隊長”と言った方がいて……誰でしたっけ?」と、福山の方を見ると、福山は「断腸の思いです」と、団長と断腸をかけたダジャレで軽やかにかわすことも。


 


 さらに、本作のキャストらでアフレコ終了後に食事に行ったこともあったそうだが、ホークを見ているからか豚料理が多いなどのエピソードも語られることとなった。


 オーディオコメンタリー終了後には、7人でのトークコーナーへ。『ここ最近の懺悔すべき「大罪」』と題して、髙木がアフレコ終了後に食事に行った際に梶に考えていることと言ったことが違った発言をしたという話。


 続いて、作品のアフレコなど起こった思い出を語る『「七つの大罪」メモリー!』テーマへ。こちらは、生コメンタリー中には、劇中でホークが走るときに「とんとことことこ」と可愛らしい声を発するということから鈴木から久野へ「現場でどういうホークをやったのか聴かせて。『とんとこ』やってみて!」と、リクエストがあり、久野は「聞こえない……」と、恥ずかしがってやらなかったのだが、このコーナーで再びリクエスト。観客からの応援もあって、実演することとなり、久野が『とんとこ~』と言い出すと、あとの6人も『とんとこ~』と、その場でぴょんぴょんしながら言い出すという和気あいあいな感じだった。


 イベントではさらに、ハウザー役の木村良平がVTR出演。同日が梶の誕生日ということで、場内でのお祝いがリクエストされることに。場内がメリオダスをイメージした黄色のペンライト一色になった場内で、梶が舞台端から端まで、ろうそくを吹き消す要領で息を吹きかけながら巡ると、ペンライトが消えていくという光景とともに、拍手や歓声が飛び、梶も「嬉しいです!きょう生まれてよかったです!」と、大感激といった感じだった。


 


 その後は、ヴィジュアル系ロックバンド『MUCC』が曲に込めた思いなどをVTR出演で語りつつ、4日放送の第2話『二人の喧嘩祭り』を先行上映。そのエンディングに差し掛かると歌手・瀧川ありさが現れ、映像に合わせ『色褪せない瞳』を生歌唱。さらに、14年放送時の13話からのエンディング『Season』も続けて歌唱し、場内には色とりどりのサイリウムが揺れることとなった。


 あっという間にラストとなり、7人が再び登壇。14年のアニメ放送からスペシャル放送まで時間が空いたことに、福山は「長い時間ではあったんですが、みなさんの心の中に『七つの大罪』という作品が“滞在”してくれていたんだなって」と、うまく引っ掛け拍手を受けると、鈴木も「『聖戦の予兆(しるし)』というくらいなので、予兆を待っていたいと思います。このメンバーで、みなさんとフィルムでお会いできたら」と、続編への期待を。


 


 久野は、このイベントが開催されステージに立てたことに、「いまもこの瞬間が楽しいと感じられることが幸せに思います」と、万感といった様子で、「いつかまたみんなと『トントコ』できたらいいなと思っていて、その日が来るまで頑張るので、みなさんも『七つの大罪』の応援をよろしくお願いします」と呼びかけ、雨宮も、「これで終わっちゃうと思うのではなく、きっとどこかしらで続きがあって、みなさんと『七つの大罪』を作れる日を楽しみにしています」と、胸の内を語った。


 そして、最後に梶から、「原作も白熱して盛り上がっているので、また『七つの大罪』という作品でみなさんとお会いできるのを楽しみにしています。再会を信じて締めさせて頂きます」と、スピーチし終演を迎えていた。




情報提供元: News Lounge