本郷奏多GACKTから「ウソを教えられ」テキーラ派に!


 俳優・本郷奏多(25)が29日、東京・新宿の福家書店新宿サブナード店で写真集『KANATA HONGO 2016』(ぴあ)発刊記念握手会を開き、2000人のファンが詰めかけた。


 『ダンガンロンパ』シリーズやで『テニスの王子様』『進撃の巨人』など話題作に出演し存在感を放っている本郷による7年ぶりの写真集。日常と非日常でふんわりした笑顔から、ビリヤードやバイクとのカットなど大人の色気が漂う艶っぽいまなざしまで多彩な表情が楽しめる1冊に仕上がっている。


 写真集へ「前回は7年も前だったので、機会があったら作りたいなと思ったのが実現しました。7年前といまって結構な年月が経っていると思うんですけど、いい感じに自分の年がとれたと思いますし、自分が表現できていると思います」と、自信も納得の出来のようで、「子役のころから続けていたので、いままで続けてこれてよかった」と、しみじみ。


 実は本作は大学時代の同級生でカメラマンの小暮和音氏が撮影したものだそう。その小暮氏も見守るなかでの会見となったが、「友達だからこそ出せる表情とからリラックスした表情が出せたので良かったのでは。写真集というのはいつまでも残るものなので、いつかやりたいねと思っていたら、こんなに早いタイミングでできて嬉しいですし、これからもお互い成長していこうねという気持ちです」と、切磋琢磨しあうことを誓っていた。


 お気に入りは愛犬のヨークシャテリアの牝のらみちゃん(8)とのカットだそうで、「すっごい可愛い。僕は世界で一番らみちゃんが好きなので。自分が出番じゃない時とかは待ってるし、優秀だなと思ったので、もし優秀なヨークシャテリアが欲しかったら」と、ここぞとばかりにっこり。


表紙カット


 本作でテキーラを飲んでいるカットがあるが、そのテキーラについてはGACKTから勧められたのだとか。本郷が小学生のときにGACKTの『MOON CHILD』ショウ役の幼少期を演じたことが縁でいまだ交流があるそうで、「二十歳になったときに、苦いお酒は飲めないので甘い酒でおいしいのありませんかねと話したら『ちょうどいい。テキーラっていうお酒があってね』と、ウソを教えられて、全然やさしくないと思っていたら、飲んでみたら意外とおいしいかもと思って。言ってしまった手前、そっからテキーラを飲むようにしています」というエピソードがあるそう。ちなみに、「記憶がなくなったことは何度もありますけど、あんまり人に迷惑をかけるということはないみたいです」とも明かしていた。


 先日は、漫画『鋼の錬金術師』の実写映画への出演も発表され、そのことへも質問が殺到し、「衣装合わせ的なことをして、多少スタイリッシュな感じかなって。イメージを崩さないように近づけたい」と、気合。


 そんな原作ありの作品へ多く出演するということへ、プレッシャーを感じたりはしないかと尋ねられた本郷は、「毎回思っているのは、自分を出すんじゃなくて、原作のイメージをそのまま、実車になったらどうなるんだろうという部分をちょうど着地させるというか。ビジュアルもそうだし、しゃべり方もそうだし、原作のイメージを壊したくなくて、自分で寄せられるところを寄せることをしてきました。そうしたら原作好きな人たちから、『ちゃんと勉強してやってくれるんだ』と捉えてもらえているので、それがたまたまつながっているだけかなって。人気原作をお借りしている立場なので、俺が俺がというは絶対的に違うと思っています。ある種本物になれるので100%振り切って楽しんでやれれば」と、思いを語っていた。


 今後へは、「漫画原作は、まだ若いからできるキャラクターで、ビジュアルがハマるキャラクターとか。できるかぎりは、20代いっぱいまでは、なるべくたくさんできたらいいなと。どっかいいタイミングで渋みが増してくるはずなので落ち着いた俳優さんにシフトしていけたら。一生役者さんとして続けて、細々とこれからも生き残っていけたらと思っています」と、抱負とともに前を向いていた。


 その後、報道陣によるフォトセッションがあったが、「カワイイポーズを!」「格好いいポーズを!」などさまざまな無茶振りがされ、その都度、どうしようかと困ったように考え込みながら次々とポーズを決めるなど、和気あいあいな現場となった。


 写真集『KANATA HONGO 2016』はA4変形・88ページで2500円(税別)で降雨表発売中!


 ※写真集のカットは(C)PIA / Photo by 小暮和音




本郷奏多


 


 


 


 


 


 


 



本書カット


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情報提供元: News Lounge