“ドリカム”の愛称で親しまれている音楽バンド『DREAMS COME TRUE』が28日、東京国際フォーラム内で初開催された『SPACE SHOWER MUSIC AWARDS』に登場。年間で最も優れたアーティストに授与される『ARTIST OF THE YEAR』に輝き、ライブパフォーマンスで5000人の観客を熱狂させた。
本賞は、新たな音楽とカルチャーの『TOKYO MUSIC ODYSSEY 2016』の一環として開催。スペースシャワーTVの視点で、音楽シーンを総括し、楽曲、MV、ライブなど音楽コンテンツで功績をあげたアーティストやクリエイターを表彰するというもの。対象期間は2015年1月から12月までとなっており、主要賞が3部門、部門賞が26部門で表彰する。初開催ながら、その反響は大きく、主要賞の1つで一般投票で選ばれる『PEOPLE’S CHOICE』には約12万票もの票が集まった。
ユースケ・サンタマリアと清水富美加が司会を務める中、[Alexandros]、きゃりーぱみゅぱみゅ、椎名林檎、Ken Yokoyama、マキシマム・ザ・ホルモン、BUMP OF CHICKEN、ゆずらが来場。途中にはチュートリアルの福田充徳と三戸なつめがプレゼンターを務めるコーナーなども展開された。
ライブでは『THE BAWDIES』が『NO WAY』『IT’S TOO LATE』、きゃりーが『もんだいガール』『Crazy Party Night~ぱんぷきんの逆襲~』、『Ken Yokoyama』が『I Won’t Turn Off My Radio』、『[Alexandros]』が『ワタリドリ』『Girl A』をそれぞれ歌唱し、盛り上がることに。星野源に至っては、神戸・ワールド記念ホールでライブ中だったが現地と生中継でつなぎ、昨年末の紅白歌合戦でも好評を博した『SUN』のパフォーマンスで東京国際フォーラムの場内にも手拍子が響いた。
そんななか『DREAMS COME TRUE』は『ARTIST OF THE YEAR』とともに、ポップシーンで最も活躍人に贈られる賞『BEST POP ARTIST』に選出されるなど2冠に。授賞式のラストに登場したドリカムは、『何度でも』を場内と一体になって歌唱し、吉田美和は「こういうところにあまり私達、縁がないので、すっごい緊張しました」といい中村正人は、「SPACE SHOWER TVのこういうときに出させてもらえるというのが2015年の結果だったと思います」と、振り返っていた。
この模様は生放送されていたが、3月12日の午後8時からと、同25日にはダイジェスト版として「TOKYO MUSIC ODYSSEY 2016『SPACE SHOWER MUSIC AWARDS』DIGEST」として放送される。