X JAPANが紅白歌合戦リハーサルを行った


 ヴィジュアル系ロックバンド『X JAPAN』のYOSHIKI(50)、Toshl(50)、PATA(50)、HEATH(47)、SUGIZO(46)が30日、東京・渋谷NHKホールで開催された『第66回NHK紅白歌合戦』リハーサルに登場した。


 1997年に第48回NHK紅白歌合戦で解散し07年の再結成以来、18年ぶり6度目の紅白舞台に立つ『X JAPAN』。『紅白スペシャルメドレー ~ We are X!~』での出演となるが、YOSHIKIは東日本大震災復興支援ソング『花は咲く』のピアノ演奏も務める。


 リハーサルが始まるとしっとりとした空間で『Forever Love』の演奏が始まる。同曲は、18年前の解散前に紅白で披露していただけに、歴史を感じさせるものとなり、HIDEさんTAIJIさんの映像も流れるなどエモーショナルなものに。歌い終えると一転、真っ赤に燃え上がるようなステージに変化し、『BORN TO BE FREE』をパワフルな演奏&歌唱、さらには美麗なYOSHIKIの上裸でも魅せていた。


 終了直後には囲み会見が開かれ、報道陣から「おかえりなさいですかね」と声をかけられYOSHIKIは、「ただいまという感じです」と、笑みを見せ「タイムマシーンに乗ってきたような感じです。やっと日本に帰ってきたという感じがしますね」と、しみじみ。


 久々に細川たかしや森進一らと話をし旧交を温めたそうだが、YOSHIKIは「和気あいあいでしたね」と、懐かしげで「ほかの方のパフォーマンスも間、間でみたい」と、楽しんでいくよう。


 ステージにはHIDEさんTAIJIさんのギター、ベースも置かれ「7人というかHIDEもTAIJIも復活して、未来に向かっていこうというような演出になっています」と、演出への思いを。


 かつて『Forever Love』は歌い終えた後にYOSHIKIがドラムを叩き壊すという過激パフォーマンスでも話題になった『X JAPAN』だが、さらなるパフォーマンスはないのかと問われると、YOSHIKIは「まあ出入り禁止にならない程度に(笑)。折角復活できたんで最後にならないように、限度のある過激なパフォーマンスでも」と、リップサービスで報道陣を沸かせる。さらに、報道陣が「YOSHIKIさんは飛ばないんですか?」と問いかけると「飛びましょうかね(笑)」と、ノリノリだった。


 『X JAPAN』の前には小林幸子が巨大衣装で観客の度肝を抜くが、これにYOSHIKIは「負けないようにいきたい」と、気合を入れていた。


 また、来年以降の活動については、「日本での活動も考えていますが、X JAPANはいろいろとドラマが起きるので(苦笑)。先のことを考えても順調に行くかどうか分からないので。いまの一瞬一瞬で精いっぱいなんで」とも語っていた。





 


 


 


 


 


情報提供元: News Lounge