この直後メガ幸子がストンと落ちてしまうことに


 歌手・小林幸子(62)が30日、東京・渋谷NHKホールで開催された『第66回NHK紅白歌合戦』リハーサルに登場した。


 4年ぶりに特別企画で紅白にカムバックする小林。かつて盛り上げた巨大衣装はもちろんのこと、ネットカルチャーの中で、「ラスボス」と親しまれる小林がネットカルチャーと融合したステージを展開する。


 リハーサルが開始となると、暗転した会場にピンスポットでライトの当たった小林が伸びやかな歌唱を始める。サビ前の部分に入ると桜の風景にパッと変わり、後ろから7年前の紅白歌合戦で見たことのあるメガ幸子がせり上がってきた……のだが、いきなりメガ幸子はストンと下に落ちてしまう。


 それも何かの演出なのかと見守る報道陣だったが、演出スタッフから急きょストップがかかり、10人以上の血相を変えたスタッフがステージに上がるという緊急事態に。メガ幸子が故障したそうで、「きょうの夜に修理します」と、ストップがかかる。


 これに白組司会の井ノ原快彦(38)が「狙ってたんじゃないですか?全部見せないよって」と、コメントして和ませつつ、とりあえずメガ幸子演出抜きでリハーサルが続けられることとなった。


 終了後に囲み会見が開かれ『5884』のTシャツに着替えて小林が登場。メガ幸子の故障について「7年ぶりのメガ幸子がカメラマンさんたちからの撮影に驚いて恥ずかしがったんでしょうねと笑い合ってました。でも、笑い事じゃないんです」と、苦笑いを浮かべる。31日の直前リハーサルでは、メガ幸子を動かすことはなく、ぶっつけ本番となるため「あした大丈夫ですと言ったもののすっごいドキドキしてるんです!成功することを祈ってください!」と、呼びかけていた。


 また、演出については、ニコニコ動画内での紅白応援番組『第66回NHK紅白歌合戦 応援裏実況』(http://live.nicovideo.jp/watch/lv246411040)にユーザーが打ち込んだコメント、いわゆる“弾幕”がステージで反映される場面があるが、小林へユーザーにどんなコメントをしてほしいか希望はないかと尋ねると、「『キター!』とか『ラスボス降臨』とかありますけど、88ですね。8は拍手を表すので」と、挙げていた。


情報提供元: News Lounge