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“金爆”こと人気4人組ビジュアル系エアバンド『ゴールデンボンバー』のボーカル・鬼龍院翔(31)、ギター担当・喜矢武豊(30)、ベース担当・歌広場淳(30)、ドラム担当・樽美酒研二(35)が29日、東京・渋谷NHKホールで開催された『第66回NHK紅白歌合戦』リハーサルに登場した。
4年連続『女々しくて』で登場することになった『ゴールデンボンバー』。同じ楽曲を4年連続で歌唱した夏川りみの『涙そうそう』に並ぶ記録を打ち立て、開始前からすでに紅白に爪痕を残している。毎年、マスコミへは過激発言で盛り上げつつ、本番ではキッチリ目を引くパフォーマンスはお茶の間に爆笑をもたらす一服の清涼剤のようになっている。
会見場に全力ダッシュで現れた4人。来年の申年を意識しているのか、サルになりきって、その場でジャンプをしまくり、ドッタンバッタンと大きな音がなり、紅白歌合戦リハでは珍しい光景に報道陣も爆笑!ついにはカメラマンのリクエストで、4人一斉にジャンプしまくることとなり、鬼龍院は「これだけ飛べば1枚くらい使えると思います!」と、満足げだった。
会見では今年も『女々しくて』での出演に、鬼龍院は「本当にすいません!」と、いきなり“謝罪会見”の様相を呈するものに。先日、ミュージックステーションに出演した際に「3年連続で登場といったら、笑い声があって、それが正しい反応だと思います」と、鬼龍院が思う世間の反応を話しつつ、「もう女々しくて一本でいこうと思います。新曲作らなくていいじゃん。来年も『女々しくて』で出られたらギネス記録ですね!来年出て、記録作ったら後輩に道を譲りたい」と、その道でやり切る決意を見せる。
そんな鬼龍院の空気に当てられたのか樽美酒からも「どれだけお客さんを盛り上げられるかですね」と神妙な顔をしつつ、「真面目なこといってる!おちんちんとばっかり言ってたのに~!頑張ります~!」と、自分で茶化し、報道陣の笑いを誘った。
本番の演出については、今年も当日のサプライズということで報道陣を完全シャットアウトで行ったが、どこまで明かすのか「難しいんだよなぁ」という鬼龍院は、「お金はだいぶかかっています。衣装、演出ともにかかっています。3億円くらいですかね(笑)。去年より手を抜いたなぁと思われたくないので、いろいろやります」と、金額はさておき大掛かりなものとなることは間違いないようだった。
また年末ということで、今年のことを漢字1字で現してもらうと、鬼龍院は“毛”と言い出し、「体毛が増えてきて乳首が…」と、報道陣を爆笑させると、樽美酒は“閉”と挙げる。このことへ「歌広場さんのお店が閉店したから!」と、言い出す樽美酒に歌広場は「縁起が悪いです!」と苦笑いするしかなかった。
また、鬼龍院といえば毎年、元日にアルバイトをしてブログで報告してファンを楽しませているが来年はどうかと問うと、注目されてしまうがゆえに人が多いところはできれば避けたいそうで「倉庫内作業でもしようかな」と、ポツリ。とはいえすでに応募はしているそうで、メンバーから「紅白歌手がバイトの合否待ちって」と、ツッコミも入っていた。