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4人組バンド『ゲスの極み乙女。』が29日、東京・渋谷NHKホールで開催された『第66回NHK紅白歌合戦』リハーサルに登場した。
2012年5月にヴォーカル&ギター・川谷絵音、ベース・休日課長、キーボード・ちゃんMARI、ドラムのほな・いこかで結成。プログレ、ヒップホップを基調としつつ高い演奏技術と、何が起こるか分からない曲展開で注目を集めている。
初出場で今回歌う楽曲は、コカ・コーラ『ネームボトルキャンペーン』CMソングとして知られているが、2015年5月に甘利明経済財政大臣が、閣議後の記者会見でマイナンバー制度をPRするためにこの曲の替え歌を歌ったことでも話題となった。
軽い足取りで登場した4人は思い思いの決めポーズを取ってノリノリでフォトセッション。川谷は「実感わいてないですねー、今んところは、はい」とフラットに答えつつ「でも本番で死ぬかもしれない」と細かく入れてくるトークを展開した。
奇抜なポーズをとっていたほな・いこかは「実感なかったんですけど、鼻から血を流したんです。体は素直に反応してるのかな」と鋭い切れ味。報道陣から「本番で鼻血も?」と向けられると「OK!高揚していこう」と前向きに語った。
出場が決まった時の会見では、イベントでも共演したタレントのぱいぱいでか美の起用をほのめかしていたが「あの時も会見始まるまで全然普通だったけど、始まったらタガが外れちゃって」とサラリと発言。「ぱいぱい」連呼を“下ネタ”と言われたことには「別にいいんじゃないの。失うものがないので。名前を言っただけなので、(下ネタ扱いされたことは)ぱいぱいでか美が悪い、と書いておいてください!」と笑いを誘った。
しかし、川谷は「ぱいぱいでか美にはお世話になったので、ぱいぱいさんの良さが伝わればいいな」と“ぱいぱいでか美推し”の姿勢を貫いていた。