近藤真彦が19年ぶりの紅白へ感慨


 “マッチ”近藤真彦(51)が29日、東京・渋谷NHKホールで開催された『第66回NHK紅白歌合戦』リハーサルに登場した。


 1996年以来の出場となるマッチ。デビュー35年となる1981年の紅白初出場でも歌った『ギンギラギンにさりげなく』で、白組トリを飾る。


 ステージで音合わせをしてわずか数分で会見を開いたマッチ。報道陣がその脅威の速さに驚くと、「35年も歌っている歌だから」と、さらり。衣装については、ギンギラギンというだけに派手なものになるのかという質問も飛んだが、「白ベースの衣装で。金も候補にありましたけど、避けました」と、オーソドックスなものになるよう。


 19年ぶりの紅白歌合戦の空気はどうかと尋ねると、「なんだかなぁ。帰ってきた感じがある。楽屋のロビーとかも、すごいセットで」と驚いているようだが、白組トリへは、「歌手冥利に尽きるんじゃないですか」と、気負いはないよう。紅組で大トリを務める松田聖子(53)へも、「ずいぶん会ってなくて、同期なので対決というより会うのが楽しみ」と、期待のコメントを寄せた。


 ステージについては、高い位置でのパフォーマンスとなるそうだが、「あんな高いところなんて」と、そこだけは苦手な様子も見せるマッチ。


 今回、白組司会は事務所の後輩の『V6』の井ノ原快彦だが、面談はどうだったかという質問には、「もう自然な感じでやれました。V6を送り出すコメントを考えてくれと言われたので、考えておかないといけない。『オンエアできる範囲で言えることをお願いします』って言われましたけど、それぞれにコメントをつけて送り出せたら」と“援護射撃”もするようだが、「黒柳(徹子)さんはテンション上がっちゃうとおさまらないので2、3曲歌えなくなるかもしれない(笑)。そのへんのコントロールは井ノ原に任せた!」と、黒柳のことだけは“丸投げ”にするよう。


 今年1年を振り返っては、出場したレースや大会で勝利できたこともあって「もう良すぎた」というマッチに、漢字1字で現してもらうと、「35年経つけどいろんな友人の支えや人との出会いが本当に多かったので“人”です」と、しみじみだった。



情報提供元: News Lounge