市川紗椰がガンプラ作りについて語った


 モデル・市川紗椰(28)が20日、東京・台場のガンダムフロント東京で『ガンプラビルダーズワールドカップ 2015 世界大会決勝戦』表彰式に登場し“川口名人”こと株式会社バンダイ ホビー事業部の川口克己氏、司会の声優・池澤春菜とともに、トークショーやプレゼンターを務めた。


 400万人いるといわれる“ガンプラ”ことガンダムのプラモデルのプロモデラーたちが、作品を出品して腕を競う大会。13の国と地域、世界20都市で開催された各国での大会を勝ち抜いたプロモデラーが会場に集結し、審査を経てジュニアコース(14歳以下)11作品、オープンコース(15歳以上)13作品の計24作品でそれぞれ1位~3位の選出や特別賞を決定する。市川はモデル業のかたわらサブカルチャーへの造詣が深く、ガンプラも自作していることからゲストとなった。


 表彰式前には市川、川口氏、池澤の3人でトークを展開。自身で作ったというクシャトリヤの写真を披露しつつ、「ハマーン様の魂を成仏させるという願いも込めて」と、熱弁したり、現在放送中の『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』にもハマり視聴しているとも。また、どんなときにガンプラを作るのかへは、「集中したくて精神を研ぎ澄ましたい時にやっています」とも話していた。


 ジュニアコース1位でチャンピオンに輝いたのはインドネシアのコーネリアス シーザー ウィジャジャ氏(13)の『ビルド ファイターズ シーズンスリー』。こちらは製作期間は1年間かかったものだそうで、配線などを考えるもの大変だったという。2位には北海道のハタ メイ氏(12)の『ラスト シューティング』で2年連続の2位という結果に。3位にはタイのナチャ ワイピマイ氏(13)の『オペレーション デザート ストーム』と女の子2人が入るという、ガンプラのすそ野の広さを見せる結果に。


 


 オープンコースでは、タイのヴィチャユス・エイアム・オン氏(32)作成の木目が美しさが目を引く『アナザー レイト ナイト』となり、審査員のホビージャパン編集長の木村学氏からは「一言で言うとガンプラの芸術作品にまで高めた作品」と、絶賛。モデルグラフィック編集長の古屋智康氏も、「こういうコンテストでは減点法で順位を決めることもあります。ですが、本作品は工作・塗装・アイデア、どこをとっても減点するところがない作品。何時間でも見ていられますね」と、評価していた。


 本作を1ヶ月半で作り上げたというオン氏は、「タイのプロモデラー仲間に喜びを伝えたい」と、笑みを浮かべ、「アングルを表現するところに難しさがありました。作品のテクスチャーの部分はこだわったところですので、そこを一番見てほしいです」と、見どころを語った。


 そんな激戦の表彰式が終わり市川は、「可能性は無限大だと思いますね」と、ガンプラへの思いを口にしていた。


 なお、世界各国から集まったガンプラは20日から1月6日までガンダムフロント東京にて展示される。


 ※記事内写真は(C)創通・サンライズ (C)創通・サンライズ・テレビ東京




池澤春菜


川口克己氏


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


情報提供元: News Lounge