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自身のスタイルを“スタイリッシュバッドロック”と名打つミュージシャン・ROCKKEN。ビジュアルも華やかで色気たっぷり、骨太なサウンドでリスナーを圧倒する“サディスティックギタリスト”だ。
そんな彼の楽曲『SADISTIC』が現在、話題の音楽ストリミーングアプリ「Lumit(ルミット)」にて、無料配信されている。
土手っ腹に響くようなリズムで始まるイントロ。獣のような雄叫びを響かせながら、強固でハードなギターサウンドは耳をえぐってくるようだ。ただ音がデカイというわけではない計算された歪みには、裏打ちされた巧みなテクニックが垣間見える。サディスティックな歌詞を吐き捨てるような歌い方もワルそうでかっこいい。その全てのグルーヴが重なると、“スタイリッシュバッドロック”の完成だ。
2014年に同楽曲と「RED STRING」を同時リリース。CGを巧みに駆使した「SADISTIC」のPVは、AKB48グループ、ゆず、斉藤和義・THE BAWDIESなど人気アーティストのMVを手掛ける池田一真監督の作品だ。同年には、スペースシャワーTVで特集番組『ROCKKEN スタイリッシュバッドロックエクスプロージョン』が放送。東京だけでなく、出身地である仙台でのライブも行いながら、ラジオ「ロッケンのソウルグルーバー」でメインパーソナリティーを務めるなどディスクジョッキーとしての活動も行っている。
アルバム制作にも取り掛かり始めているというROCKKEN。強靭で男らしいギターサウンドが、現代の音楽シーンに力強く噛みつく。(津田 聖治)
【ROCKKEN】
艶っぽいビジュアルでハードなサウンドを奏でる“スタイリッシュバッドロック”ギタリスト。2014年に「SADISTIC」「RED STRING」を同時リリース。スペースシャワーTVで特集番組が組まれるなど、各メディアから注目を浴びる。現在は都内ライブハウスを中心に活動中。