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『Wake Up, Girls!Festa.2015 Byond the Bottom Extend』が12日、千葉・幕張メッセで開かれ、会場は熱気にあふれた。
昨年“WUG”ことアイドルユニット『Wake Up, Girls!』とそのライバルグループ『I-1club』のメンバーが集結した豪華イベントが開催。今回はWUG主体で再び幕張に帰ってきた。この日は、WUGから岡本未夕役・高木美佑、久海菜々美役・山下七海、片山実波役・田中美海、島田真夢役・吉岡茉祐、林田藍里役・永野愛理、菊間夏夜役・奥野香耶、七瀬佳乃役・青山吉能。『I-1club』からは、鈴木萌歌役・山本希望、高科里佳役・上田麗奈、『ネクストストーム』から岩崎志保役・大坪由佳、水田綾役・安済知佳、森名能亜役・高野麻里佳、藤崎日向子役・甘束まお。さらに、松田耕平役・浅沼晋太郎、大田邦良役・下野紘、白木徹役・宮本充も参加することとなった。
開幕は『少女交響曲』から始まり場内はWUGカラーの緑色のサイリウムが揺れる。『地下鉄ラビリンス』『極上スマイル』と連続で披露した後は、白木になりきった宮本が、劇中と同じような感じで開会宣言し、『アイドルの祭典』コーナーがスタート!
まずは13人からごあいさつとなり、田中は「最初から泣きそうです」と、瞳を潤ませたり、青山は、続・劇場版の七瀬佳乃のショートヘアに合わせて、短い髪に結ってきたり、高木が「千葉県民としてはここの再び戻ってこられて嬉しい!」と、それぞれ気合がかいま見える。
そんななか、WUGを応援し続けるアイドルオタク・大田を演じる下野はスーツ姿でサイリウムを振りながら現れ、「WUGちゃーーーん!!!」と、絶叫しキャラを作りしながら登場。さらに、下野は「同志たちよ!ここに立ったぞ!!」と、喉を枯らし気味にしながら喜びを爆発させる。しかし、そんな下野に浅沼が「下野さんの服装ちょっと違うなぁ」と言い出すと、場内から「着替え」コールが沸き起こることとなり、誰よりも早く衣装替えをするという一幕も。
『アイドルの祭典』コーナーでは、WUGを出身地別にEAST(永野、田中、高木、奥野)とWEST(青山、山下、吉岡)に分け、『ネクストストーム』、『I-1club』の4チームで、場内でサインボールをティーバッティングをしてホームラン対決をするというイベントが開催。優勝チームには沖縄旅行がプレゼントされるという豪華特典があったため、それぞれ、やる気をみなぎらせる。
こちらは、3人の特別審査員が直前のパフォーマンスとバッティングの飛距離などを考慮して、1人10点の手持ち合計30点満点で競うことに。お手本として下野がどのようなものか披露することとなったが、唐揚げ好きという下野には「かっとばせー!唐揚げ!」と唐揚げコールが飛び交うこととなり、場内を爆笑させることとなった。
ホームラン対決はメンバーそれぞれ個性あるパフォーマンスを繰り広げたが、空振りやカス当たりで飛距離が出ないなどが続出。そんななか、奥野が事前パフォーマンスで「会場の先輩方聞いてください!」というと審査員に向かって「10点ください!」と、可愛らしくお願いしだし30点満点を叩き出すなどで盛り上がり、結果はWUGのEASTチームが優勝。宮本がプレゼンターを務めることとなったが、「『I-1club』ゼネラルマネジャーの私が、なぜWUGにトロフィーを渡さないといけないのでしょうか?」とキャラになりきりのセリフで場内は大爆笑。続けて宮本は「できることなら私も(沖縄に)行きたかった」と、お茶目なあいさつでWUGのEASTチームにトロフィーとご褒美を授与することとなった。
イベント後半は再びライブパートへ。お馴染みの『7Girls War』や少しセクシーな感じの『笑顔でKISS ME』。『ネクストストーム』の4人による『レザレクション』を会場中央のせり出したステージで展開。さらに、11日に観客を前に初お披露目した『Beyond the Bottom』では、白いサイリウムが場内に揺れた。
最後に本日のキャストが一斉登壇。下野が、「いろいろ言いたいことがありますが、ただ1つ!最高だーーー!!!!」と、絶叫したり山本が「もし来年もこの場に立てるなら『I-1club』全メンバーで立ちたいです!」と、希望を語ったり、大坪が「志保に出会えて本当に幸せです!」と、思いの丈を。
WUGのあいさつへ。「『Beyond the Bottom』で白いサイリウムの景色が見れて本当に嬉しかったです。劇場版もたくさん観てください」(高木)、「2015年『Wake Up, Girls!』をたくさん支えてくださってありがとうございました。来年みなさんがいい年を過ごせますように!」(奥野)、「菜々美ちゃんの気持ちで『Beyond the Bottom』を歌うことができました!これからも菜々美ちゃんもよろしくお願いします!」(山下)、「みなさんと楽しい時間が過ごせて本当に幸せでした!」(青山)、「『Beyond the Bottom』で映画のようにWUG最高と言えたのでやったと思いました!ありがとうございました」(田中)、「きょうは素敵な時間をありがとうございました!これからも『Wake Up, Girls!』と一緒に歴史を刻んでいきましょう!」(永野)。
そして、ラストになった吉岡は感極まって涙を流しながら、「まだWUGちゃん終わりたくない!だから、これからもよろしくね!」と、スピーチし場内には温かい拍手があふれることとなり、恒例の「行くぞ!がんばっぺ!『Wake Up, Girls!』」を会場一体となってコール。下野も去り際に再び『Wake Up, Girls!』と絶叫するサービス満点なものとなった。
アンコールでは、『WUG ZOO ZOO』のパフォーマンス。そしてラストソングはWUGの代表曲『タチアガレ!』となり、全員でステージ全体を使ったパフォーマンスを見せるなど、さらに成長した姿を見せ、熱気にあふれたまま終演を迎えた。
キャストが全員ステージを降りた後、場内は暗転。スクリーンに白木の姿が現れ観客たちはどよめく。すると白木は「私達、『I-1club』は『Wake Up, Girls!』を吸収合併します」と、意味深すぎる発言をし、直後“『Wake Up, Girls!』新プロジェクト始動!!”の文字が表示され、今後も何か動きがある様子を見せていた。