山田勝己氏「俺には糸電話しかないんですよ」


 “ミスターSASUKE”こと山田勝己氏(50)が21日よりオンエアがスタートした海外用WiFiルーターレンタルサービス『グローバル WiFi(R)』のテレビCM『糸電話プロジェクト』篇に登場している。


 山田氏といえば、難易度が非常に高い巨大フィールドアスレチック挑戦番組『SASUKE』(TBS系)へのひたむきなチャレンジで多くの視聴者の心を掴み、いつしか“ミスターSASUKE”と呼ばれる存在となったことで知られている。そんな山田氏は本作では、糸電話で日本と海外をつなげるプロジェクトにすべてを捧げる主人公を熱演。2000キロ離れた海外とも会話が可能になる丈夫な糸電話作りと、誰も成し遂げたことのない壮大なプロジェクトに耐え得る肉体作りのため、厳しいトレーニングに励むという姿を笑いあり涙ありのヒューマンドキュメント風に描いたストーリーで展開する。ちなみに、この山田氏の挑戦を見守る妻役を元『宝塚歌劇団』星組トップ娘役で女優・月影瞳(45)が演じた。


 CMでは、紙コップで作った糸電話を耳と口に当てて、真剣な表情でチェックをしている“ミスターITODENWA”こと山田勝己として登場。「ドキュメント糸電話 2,000 キロプロジェクト」という題字が入ったかと思うと、“山田軍団”のメンバーと一緒に、パイプに括りつけた糸を懸命に引っ張ったり、体に糸を巻きつけて、腕立て伏せのトレーニングをしたりする様子が。


 しかも、CMでは山田氏がかつて『SASUKE』チャレンジの際に涙しながら語った名言「俺にはSASUKEしかないんですよ」をオマージュしたかのような「俺には糸電話しかないんですよ」というセリフや、糸電話の紙コップを見てダメ出しするときには、『SASUKE』の“そり立つ壁”を連想させるような、「この反り加減では無理…」と、ファンならニヤリとしてしまうコメントも。


 


 そして、糸電話2000キロの挑戦シーンへ。海上のボートの上に立った山田氏は、テレビの密着取材のアナウンサーが「さぁ始まりました。ミスターITODENWAの果てしなき挑戦!」と、雰囲気満点のアナウンスから岸の方からつながっている糸を伸ばしていく。しかし、突然糸が切れてしまい、山田氏はボートから勢い良く海に落ちるという、こちらも『SASUKE』を彷彿とさせる演出がありつつ、「世界はWiFiでつながります。」との文字が入って終了となる。


 撮影は、早朝から深夜にかけて、1日で4ヶ所を回るハードなロケながら順調に進行。『SASUKE』の世界観を彷彿とさせるさまざまなトレーニング設備と環境が整っているシーンでは山田氏や、ブルダッチで世界大会を制覇したり、マッスルミュージカルのリーダーを務めたり、世界的にも活躍する個性豊かな“山田軍団”のメンバーたちもテンションが高い。


 山田氏はCM出演のためにトレーニングし、体を仕上げてきたものの「こんなにセリフがたくさんある本格的な演技は初めてなので、戸惑いました」と、不安もあったのだとか。しかし、ロケ中に「あっ、『SASUKE』の人だ!」と、子どもたちが駆け寄ってくることもあり、その際にはおなじみの笑顔で応対し、緊張もほぐれたよう。休憩時間には、山田氏のボディに共演者は、「あの筋肉には敵いません…」と、感心していたり、月影も「ちょっと触ってもいいですか?」と、筋肉で圧倒するなど盛り上がった現場となった。


 撮影を無事に終え山田氏は、「体を張ることは自然にできるのですが、セリフは苦手ですね…。これまで一言、二言だけセリフを言う経験はありましたが、ここまで本格的な演技は初めてでした」と、感想を。見どころへは、「海に豪快に落ちるシーンですね。『SASUKE』でも失敗すると水の中に落ちてしまうので、ここは『SASUKE』ファンにとってもお馴染みの場面というか(笑)。今回は手袋をつけて、それに糸電話の糸が絡まってしまうという内容でしたが、『SASUKE』でも以前、手袋をつけたまま出場してしまったことがあって…。細かいところですが、そういう小ネタにも注目してほしいです」と、アピールしていた。


 CM『糸電話プロジェクト』篇(30、60秒)は19日より全国放送中!





 


 


 


 


 


 


情報提供元: News Lounge