ガルパン劇場版がついに初日!


 アニメ『ガールズ&パンツァー 劇場版』(監督:水島努)初日舞台あいさつが21日、東京・新宿バルト9で開かれ『あんこうチーム』の西住みほ役・渕上舞、武部沙織役・茅野愛衣、五十鈴華役・尾崎真実、秋山優花里役・中上育実、冷泉麻子役・井口裕香が登壇し司会は『カモさんチーム』の園みどり子役・井澤詩織が務めた。


 “ガルパン”の愛称で親しまれているアニメ『ガールズ&パンツァー』は、戦車を使った武道『戦車道』が大和撫子のたしなみという世界を描いた作品として2012年から13年にかけTVアニメ放送。放映後もファンからの熱い声援は続き、舞台となった茨城・大洗町は“聖地”として観光客が連日訪れ、14年7月にはOVA『これが本当のアンツィオ戦です!』が発売。そしていよいよ同日、満を持して劇場版の公開へとこぎつけた。


 まずは司会の井澤が、『カモさんチーム』入りのパンツァー・ジャケット姿で登場。そこから5人を呼び込むと、上映後で興奮の観客たちは拍手と声援でこれを出迎え、井口は、「朝も早くからイベントに参加して頂いて、麻子がこの場にいたら、朝が苦手な麻子でもテンションが上がらざるをえないと思います」と、感想を口にすると、中上も優花里のセリフ「ヒャッホー最高だぜぇ!」を観客とともに叫ぶなど、さらに気持ちのアガる演出から始まった。


 初日舞台に立ってみての感想へ、渕上は、「まずは『良かった!』という気持ちでいっぱいです!アフレコが思っていたよりは遅かったので大丈夫かなと思っていたのが、こうやってみなさんにお届けすることができて良かったです!」と、予定通り公開されたことで一安心だったそう。茅野は、少々遅くなってしまいましたが、でも待ってて良かったですよ。私もずっと待っていたのですが、スタッフさんの熱量をいつも感じていたので、この信じた気持ちは間違っていなかったと感じられました。みなさんの応援のおかげです!」と、感慨深げ。


 井口も、「収められる時間内に愛がギュッと詰まったものをみんなで共有できる時がきたというのは嬉しいのひとことに尽きます。スタッフの方は音響などもこだわって作られていたので、劇場じゃないと楽しめないものもいっぱいあると思うので、何度も観ていただきたい」と、オススメした。


 そんな本作の出来について、今月19日の試写会で観たという尾崎は、「拝みましたね。なんてありがたいものを観ることができたんだって。これ人間が作ったんですよ!人ってすごいなって(笑)。この作品にご一緒させて頂いたご縁に改めて感謝しました。もう人生って素晴らしい!」と、相当に興奮させるもののようで、同じ試写を観たという中上も「始まってすぐ(尾崎と)2人で泣いちゃって、マスクがビショビショでした」と、涙なくしては観れなかったという。


 印象的なキャラクターについて、井口は「個人的には知波単学園の西絹代ちゃんがよかった。瀬戸麻沙美ちゃんの声も相まって可愛いでしょ!」と、前日のプレミア試写会でも話していた部分を、猛プッシュ。尾崎は、「見どころだという部分に小ネタがいっぱい挟まってる。ネトゲチーム(『アリクイさんチーム』)の大きな変化は、泣いているところにそのシーンがあって混乱してしまいました(苦笑)」とのこと。沙織視点で観てしまうという茅野は、『ウサギさんチーム』の活躍がとくに嬉しかったようで、「頑張ったね!っていう気持ちで観ちゃいます。劇場版になって肝が座りましたね」と、キャラクターそのものなコメントが飛び出すこともあった。


 また、この舞台挨拶にはシークレットゲストとして主題歌『piece of youth』を歌ったChouChoも登壇。楽曲はこの日解禁となったが、そのタイトルに込めた思いへ、「青春の欠片という意味を込めています。学生時代、青春時代のキラキラした部分を懐かしむような目線です。劇場版は待ちに待っていたので期待値が上がっていたと思っていたと思いますけど、映像も音も迫力がすごかったです。感動する部分がたくさんあって泣いちゃいました」と、コメントを。


 最後に尾崎は、「この舞台挨拶じゃ足りないぐらい夜通し話したいぐらい話したいことがいっぱいあります。湧き上がるように胸が熱くなるというか。作品自体にも、作ってくださったスタッフのみなさんはもちろんですが、やっぱりここまで来られたのは応援してくださっているファンのみなさんのおかげです」と話し、茅野は、「テレビシリーズのアフレコをしている時には、劇場版が公開されるなんて想像できなくて、みなさんの思いが届いてこうして形になったので、みなさんの元に恩返しになったらいいなと思っています。大洗女子学園みんなで舞台に立ちたいくらい、それでみんなでありがとうと伝えたいくらいの気持ちがあって、いつかみんなでステージに立てる日が来たらいいなという夢を持ち続けたいと思います。これからも応援よろしくお願いします!」と、呼びかける。


 そして渕上は、「舞台あいさつの冒頭でもお話したとおり、きょうこうやって劇場版をみなさんの元にお届けできて、そこがすごくホッとしています。正直まだ、私のなかで初日を迎えてファンのみなさんが作品を観たんだという実感が湧かないというところもちょっとあるんです。きっとここから今日、明日、明後日となるたびにここまで来たんだっていう実感が湧いてくるんだと思います。素晴らしい作品に巡り会えたんだなって。みんなで自信を持ってこの作品をお届けしています。ぜひまた、劇場に足を運んで頂けたら!」と、万感の思いをスピーチ。


 ラストはガルパンおなじみの「パンツァー・フォー!」を会場と一体となった掛け声で終了した……、かと思いきや、渕上のスピーチに感動した中上が号泣!井口が寄り添っていたが、それがさらに中上を感極まらせたらしく「触れられると泣いちゃうよ~」と、温かい雰囲気で終演を迎えていた。


 アニメ『ガールズ&パンツァー 劇場版』は21日より全国公開中!


 ※記事内写真は(C)GIRLS und PANZER Film Projekt


劇場版キービジュアル


来場者1週目得点の島田フミカネ描きおろし ミニイラスト色紙(全4種 ランダム配布)


来場者1週目得点の島田フミカネ描きおろし ミニイラスト色紙(全4種 ランダム配布)


来場者1週目得点の島田フミカネ描きおろし ミニイラスト色紙(全4種 ランダム配布)


来場者1週目得点の島田フミカネ描きおろし ミニイラスト色紙(全4種 ランダム配布)


来場者2週目特典のWorld of Tanks×ガールズ&パンツァーコラボ特典カード第1弾


来場者3週目の特典のWorld of Tanks×ガールズ&パンツァー コラボ特典カード第2弾


劇場版場面カット


劇場版場面カット


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劇場版場面カット


劇場版場面カット


情報提供元: News Lounge