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人気アイドルグループ『SMAP』の中居正広(43)、木村拓哉(43)、稲垣吾郎(41)、草なぎ剛(41)、香取慎吾(38)が10日、東京・赤坂の日本財団内で『パラリンピック競技団体共同オフィスオープン発表会』に登場した。
2020年東京パラリンピック大会の成功とパラリンピックスポーツの振興を目的とし、今年5月に日本財団パラリンピックサポートセンター(以下、パラサポ)が設立。そのパラサポの新オフィスとパラリンピック競技団体が入所する共同オフィスが同日、日本財団ビル4階に新たに設けられることとなった。同所ではパラリンピック競技25団体が入居・利用することになり、競技団体を対象とした組織運営・管理基盤支援助成金制度も新たに開始していく。
『SMAP』は5人同じスーツ姿でそろえて登場。『SMAP』は共同オフィスのオープンへお祝いに駆けつけるとともに、今月29日に駒沢公園で開催され152人が出場予定の『パラ駅伝 in TOKYO 2015』にも参加するとアナウンスされることに。
木村は「サポートセンターのオープン本当におめでとうございます。来年行われるリオデジャネイロ、そして冬季の平昌、2020年の東京オリンピックへ向け、自分たちができる範囲で全力でサポートさせて頂ければと思っていますので、よろしくお願いします」と、熱い思いを。
稲垣は、「パラリンピック、パラスポーツのサポートとしてお力になれることを本当に嬉しく思っています。パラスポーツ自体、オリンピック競技と知られていない部分も多いとか、特定のルールの違いとか、そういったものを僕自身も僕らもまだまだ勉強不足なんですが、勉強しながら、みなさまとともに応援して、この感動を共有できたらと思っています」と、抱負を。
草なぎも、「吾郎さんが言ってる通り、まだまだパラスポーツのことをよく分かっていないですけれど、少しずつ勉強して29日に開催されるパラ駅伝に足を運んで、実際の空気を感じて、みんなで一緒に頑張っていきたい」。
一方の香取は新オフィスの巨大壁画を描いたそうだが、「とってもエンジョイした時間を過ごさせて頂きました。サポートセンターのキャッチフレーズは『i enjoy』ということで、僕は絵を描くことがとても大好きなので、パラリンピックへの思いを込めて、とってもエンジョイして絵を描きました」と、絵に込めた思いを語りつつ、「絵とともに、サポートセンターでお仕事をするスタッフのみなさん、みなさんがよりエンジョイしながら、そしてエンジョイしてスポーツしている姿を僕ら応援する人間がよりエンジョイできたらなと思っています。みなさんと一緒にパラリンピックをもっともっと知っていけたら」と、呼びかけた。
最後になった中居は、「実はSMAPというのも今年で、27年……かな28年ですけれど、元々、『SMAP』はデビュー当時はSportsの“S”、Musicの“M”、Assembleの“A”、Peopleの“P”でスポーツと音楽を融合した人々だった。スポーツにかんしては、非常に関心が高いなと思っていたんですが、これからですね、この“P”の部分をですね、パラリンピック(Paralympic)の“P”に…」と、“P”の変更について話し笑いを誘うと、「いろいろな解釈をして頂ければ(笑)」と、ユーモアたっぷりなスピーチ。
さらに、中居は、「選手のみなさんがメインでございますから、僕たちは前に前にではなく、どういう形で支えることができるのか、どういうパフォーマンスができるのかというのも、準備をみなさんとともに話しながらサポートさせて頂きたいと思います」と、アピールしていた。
なお、香取が「i enjoy」をテーマに描いた壁画は縦約2.6メートル、横約5メートルで10日間で、60時間をかけたものだそう。香取の絵を見た関係者が10月にオファーし、視覚障害者のために手でも触れるように特殊な塗料で作成。パラリンピックカラーの赤、青、緑をベースに、太陽や海、キジ、富士山、桜とともに笑顔が描かれているが、目と口で“2020”を現すなど、さまざまな趣向がこらされたものとなっている。