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以前、お金持ちの女性社長からお財布選びのコツを教えていただいたことがあります。彼女は週に2日しか働かず、コロナ禍以前はしょっちゅう海外に出かけていました。今は海外旅行に行けないので緊急事態宣言前は国内旅行を楽しんでいました。
彼女は絶対に長財布しか使いません。お金は大切なものだから折らないでしまっておくというのです。そしてお金の他はお財布にクレジットカードを2枚と銀行カードを1枚のみしか入れないので、びっくりするほど薄いのです。
お財布はお金を入れるものなので、お金と関係ないものは入れないというのが彼女の持論です。レシートやお店のポイントカード類などは別のポーチに入れるのです。私も真似してみたのですが、お財布がびっくりするくらいスッキリしてかなり快適になりました。ポーチを別途取り出すのは手間ですが、慣れればどうということはありません。
そして彼女はお財布は黒や紺などの暗めの色ばかり選んでいるそうです。人間も派手な部屋より黒っぽい部屋のほうがゆっくり落ち着いて休めるし、お金だって同じだと思うとのことでした。お金をとても丁重に扱っているのがわかります。日頃のこうした態度があるからこそ、彼女のところに富がやってくるのでしょうか。
『GINGER』2021年3月号では、アラサー女子のお財布についてのアンケートが載っています。それによると2020年にお財布を買い替えた人はわずか21%。これは、自粛生活が続き、お財布を使う回数が少なく、生地も痛まなかったからなのでしょう。
また、使っているタイプは長財布が50%、二つ折り財布が34%、三つ折りが10%と、長財布派が人気でした。長財布を選んだ理由はカード類がたくさん収まるので便利という声も。しょっちゅう使うものなので、好きなブランドの気に入った柄を選びたいようです。
お財布は、レジの前で取り出すものなので、友人にも見られる機会が意外と多いもの。お金をスマートに扱っていると印象付けるかっこいいお財布を選びたいものです。