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プロ野球の守備のスペシャリストに贈られる「三井ゴールデン・グラブ賞」(12月18日発表)の決定を前に、三井広報委員会はウェブ動画『ピンチを守り抜く全ての人に感謝を』を公開。それを記念して、過去の受賞者たちに特別インタビューを実施するとともに、今年度の受賞選手の「金の特製サイン入りボール」が当たるキャンペーンを開催する。
同ウェブ動画は、コロナ禍で野球を支え、ピンチを守り続けてくれている選手やファン、スタッフなど、すべての野球を愛する人たちへの感謝の気持ちを表現するために制作。動画内に登場する選手の名言は、スポーツ総合雑誌「Sports Graphic Number」(文藝春秋)の公式サイト「Number Web」の協力のもと、『NumberWeb スポーツ名言集』より引用している。
動画の公開を記念し、過去の三井ゴールデン・グラブ賞受賞者である元投手・西崎幸広氏、元捕手・里崎智也氏、元遊撃手・田中幸雄氏のインタビューを実施。以下、各氏の特別コメントを紹介する。
ー医療従事者や野球ファンなど、コロナ禍を支えてくれた人々へのメッセージをお願いいたします。
西崎氏:開幕延期や無観客試合、入場制限など、異例の事態の中でのシーズンでしたが、感染拡大の大変な状況下でも必死に支えてくれた医療従事者の皆さんや、開幕を心待ちにし、シーズン中もこれまで通り、支えてくれたファンの皆さん、感染予防対策など、細心の注意を払い、安全な試合の実施に向けて取り組んだNPB、各球団の努力。多くの方々の支えや協力があって成立したシーズンだと思います。プロ野球OBの一人として、改めて野球ができることの喜びや有り難さを強く感じました。
里崎氏:コロナの影響で開幕がずれ込んだものの、今こうして順調にシーズンを消化できているのも、あの厳しい時期を医療従事者の皆さんに懸命に取り組んで支えて頂いたお陰だと思います。皆さんの支えがあったからこそ、社会生活や企業活動、経済活動が徐々に戻ってきて、プロ野球も感染予防をしながら開催できる状況になったので、プロ野球のOBとして非常に感謝しています。
また、無観客や入場規制、応援や観戦スタイルの変更など、これまでとは大きく異なる中でも、より一層前向きに応援し続けてくれるプロ野球ファンの皆さんを見ていると、本当に有り難いですよね…。僕も熱い気持ちがこみ上げることが何度もありました。選手や各球団、NPBや報道関係者などの感染予防の取り組みも含めて、コロナ禍でも試合ができるのは、色々な人たちの“協力”や“団結”があってこそだと感じています。
田中氏:感染拡大が進む中、過酷な勤務状況やご自身の感染リスクなど、様々なものを乗り越えながら懸命に支えてくれた医療従事者の方々のご尽力があったお陰で、今季も開幕することができました。本当に頭が下がる想いで「感謝」の一言に尽きます。
なかなか先が見えず、つらい時期もあった中、熱い気持ちで後押ししてくれたファンの皆さん。無観客試合や入場制限などもあり、球場では大きな声を出して応援することもできませんでしたが、こういう状況だからこそ、ファンの“熱い気持ち”や“心の声援”は選手に届いていたし、より強く響く部分もあったと思います。これまでプロ野球がある状況が当たり前でしたが、今回のコロナ禍を経て、野球のある生活の幸せを改めて感じました。
ー三井ゴールデン・グラブ賞は今年も実施されますが、どのような想いをお持ちですか。
西崎氏:一時はシーズン自体がどうなることかと思っていたので、今年も例年通りに実施されて嬉しいです。個人的にも思い入れのある賞なので…。ある意味、異例のシーズンになったからこそ、より注目度も高まると思います。今年は誰が選ばれるのか楽しみです。
里崎氏:三井ゴールデン・グラブ賞は、選手にとって最高の賞の一つ。今年も実施されることは選手にとっても良いことです。ファンの皆さんも同じだと思いますが、この時期が近づいてくると、どの選手が受賞するか、自分でも予想してみたりします。投票される記者の皆さんがどの選手に投票するのか、ファンも僕もチェックしていますので、厳正な投票をよろしくお願いします!
田中氏:表彰や個人タイトルはある意味、プロ野球選手の評価や勲章です。受賞したりタイトルを獲得することで当然、自信にもなりますし、その後の選手としての成長にもつながります。三井ゴールデン・グラブ賞を受賞して、あのトロフィーを受け取ることを目標にしている選手は本当に多いと思います。ファンの皆さんも楽しみにしていますし、今年も変わらずに実施されることは良かったです。
ーいま、徐々にまた野球が出来るようになってきましたが、いかがですか?
西崎氏:これまで普通に野球ができていた中、コロナの影響でそれが叶わなくなり、再び野球ができる環境が整うまで、こんなにも難しいものか…と実感しました。みんなで苦しい経験をした中、自分自身も野球に対する考えや想いを今一度、見つめ直す機会となり、新たな気持ちが芽生えたのを感じます。プロ野球が開催されなければ、当然、解説の仕事も無くなり、安全な環境が整わなければ、野球教室や野球関連のイベントも中止になります。みんなの努力や協力によってプロ野球が開催され、感染対策をしながら野球教室なども徐々に実施される状況になってきました。将来のプロ野球選手を夢見る子どもたちが数多くいる中、子どもたちの夢をつなげられる、未来を応援できるように、プロ野球OBとして自分にできることを続けていきたいです。今後も状況が少しでも良くなっていって欲しいです。
里崎氏:今季はレギュラーシーズンが120試合と少なくなりました。また残念ながら、一部の選手や球団スタッフからは感染者が出てしまいましたが、こうしてシーズンを全うできたことは素晴らしい結果だと思っています。
田中氏:こういう状況ですし、今後100%元通りに、とはなかなかいかないですよね。「with コロナ」の状況は当分続くでしょうから…。私自身、当然、基本的な感染予防は徹底しています。仕事以外での外出は極力控えています。解説の仕事で球場入りした際も、選手や球団関係者と直接会って話をすることもできませんし、やはり寂しさはありますよね。
ただ、そんな中でも、色々な対策や工夫をしてきたことで、この状況だからこそ逆に“新しく見えてきたこと”や“発見”もあったように思います。SNSを使った新しい応援スタイルやWEBを活用した観戦やファンとの交流イベントなど、話題にもなりました。早くみんなで楽しめる状況になることが一番ですが、今回のことで新しく見えた良い部分については、今後も活かしていければと思います。
また、12月18日より今年度の三井ゴールデン・グラブ賞受賞選手のサイン入り金の特製ボールが当たる「正式名称は『三井〇〇〇〇〇グラブ賞??』クイズに答えてサイン入り金の特製ボールプレゼントキャンペーン」を実施。クイズの答えをTwitterに投稿、または応募フォームに記入して送ると応募できる。応募期間は来年1月8日まで。
<三井ゴールデン・グラブ賞 公式HP>
https://mgg.mitsuipr.com/
(キャンペーンページの公開及び受賞選手の発表は2020年12月18日(金)予定)
<三井ゴールデン・グラブ賞 公式Twitterアカウント(@mitsui_gg) URL>
応募方法
Twitterの場合
①三井ゴールデン・グラブ賞公式Twitterアカウント(@mitsui_gg)をフォロー。
アカウントURL:https://twitter.com/mitsui_gg
②キャンペーンツイートより、クイズの回答を選んで投稿。
③応募完了。
応募フォームの場合
①クイズの回答と必要事項を記載し投稿。
②応募完了。
<三井ゴールデン・グラブ賞 公式HP>
https://mgg.mitsuipr.com/
(キャンペーンページの公開及び受賞選手の発表は2020年12月18日(金)予定)