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コロナ禍で一気に注目の的となった新たなツール、ZOOM。集団でビデオ会議ができる、とても便利なサービスで、自宅にいる時でも多くの人と関わることができ、大変助かりました。そしてこのZOOMは、婚活にも利用されているのです。
私自身もオンライン婚活を試してみたことがあります。婚活したいという気持ちよりも、家族以外の誰かとお話ししたいという気持ちが、その時はとても強かったです。オンライン婚活には集団で合コンするタイプと、色々な人とふたりきりで話ができるタイプがありますが、じっくりお話をしたい私はふたりきりのほうを選びました。
パーティーでは、いきなり知らない男性とビデオ通話がスタートします。最初は気が動転してうまくお話しできなかったのですが、慣れてくると「趣味を聞いておかなくちゃ」などと質問を上手に思いつけるようになってきます。
大勢の人と会話をするため、ふたりでお話しできる時間はほんの数分ほどと限られています。そのなかで自分と相性が良さそうな男性を選び出し、最後には誰とカップルになりたいかを運営にメッセージ。先方もこちらを選んでくれていれば見事カップルの誕生ということに。
オンライン婚活の良かった点は、一般の婚活パーティーとは違い、どの人もラフな格好で、自室内での様子を映してくるところ。プライベートを知ることができてとても参考になります。それに、こちらも美容院に行ったりドレスを着たりと綺麗に着飾る必要もありません。
逆にイマイチだと感じた点は、意外にも、身長がわからないところでした。向こうもこちらもPCの前に座っているので、身長差もわかりません。また、どんなバッグを使っているのかも見えないし、靴もわからないので、全身ファッションチェックができません。
『BAILA』2020年9月号には「ソーシャルディスタンス時代の婚活どうする?」という記事がありました。その中に婚活中の女性へのアンケート結果も出ていましたが、なんと24%もの女性がすでにオンライン婚活をしているのだとか!自粛期間中も運命の赤い糸を熱心に探す女性は想像以上に大勢いたようです。
そして、オンライン婚活をしていない残りの76%の女性たちの中で51%もが興味がある、と答えています。新型コロナウイルスが収束するまでは、この新しいかたちの婚活の利用者はさらに増加していきそうです。