- 週間ランキング
新型コロナウイルスが蔓延する今の世の中で、もしも災害が起こってしまったら…。そんな最悪の事態を想像したことがありますでしょうか?災害の多い日本ではそんな事態も決して可能性が低い話ではありません。
今回、“日常時”だけでなく“非常時”にも役立つ「スコッティ ウェットティシュー」シリーズを展開する日本製紙クレシア株式会社は、2020年9月1日(火)の「防災の日」を迎えるにあたり、「新型コロナウイルス感染拡大以降の防災意識と対策」に関する調査を実施しました。
今回の調査は、新型コロナウイルス感染拡大以降の防災事情について、20~50代男女500名を対象に実施。ウイルス感染拡大前後の人々の防災意識・行動の変化に迫っています。
避難所での感染リスク
調査ではまず、「災害が起きて避難が必要になった場合、移動時や避難先での新型コロナウイルス感染を不安に感じますか?」と聞くと、91%が「不安に感じる」と回答。人が密集している避難所での感染リスクや、除菌グッズの不足を懸念する声があがりました。
また、新型コロナウイルス感染拡大以降は避難時の「防災グッズ」も変わってきているようで、「防災グッズに除菌・消毒アイテムを新たに追加した」人が約3人に1人という結果に。防災対策において、「除菌・消毒アイテム」の注目が集まっているようです。
家庭における備蓄・ストック量
次に、新型コロナウイルス感染拡大以降の自宅における「飲料」、「食料」、「生活用品」などの備蓄・ストック量を調査。世の中では外出回数を減らすためにまとめ買いやネット注文が増加し、備蓄が増えていると言われていますが、今回の調査でも4人に1人の割合で備蓄・ストック量が増えていることが分かりました。
防災グッズや備蓄の置き場所
続いて、以前より増加傾向にあるという防災グッズや備蓄・ストックの収納スペースについて質問。「置き場所に困った経験があるか」という問いに4割以上の人が「ある」と答えました。
備蓄の量が増え、置き場所に困る人が増えているという中、いま注目を集めているのが「フェーズフリー」という考え方です。
大きな災害後には人々の防災意識は高まりますが、しだいに薄れてしまい、再び災害が起きた際には大きな被害が繰り返されてしまいます。備えるだけでは繰り返される災害の解決は困難なため、備えることは難しいということを前提に、日常時と非常時の境をなくし、日常時に身のまわりで役立っている物が、非常時にも使えるようにする、というのが 「フェーズフリー」の考え方です。
調査では、「フェーズフリー」の考え方を取り入れた商品を購入してみたいと思うかを聞いたところ、実に6割近くが「そう思う」と回答しました。「フェーズフリー」の商品は、今後ますます社会に浸透していきそうです。
以上のように今回の調査では、災害自体だけでなく、避難所での感染リスクにも不安を感じている人が多いことや、新型コロナウイルス感染拡大の影響で備蓄品が増えており、置き場所に困っている人も多いこと、「フェーズフリー」の考え方が人々に受け入れられていることなどが分かりました。
今回調査を行った日本製紙クレシアでは、日常時も非常時も役立つ「スコッティ ウェットティシュー」シリーズを展開。日常のインテリアになじむシンプルなデザインで、「除菌 アルコールタイプ」、「消毒(指定医薬部外品)」など、災害が起きた際には避難先で除菌・消毒アイテムとしても活躍する「フェーズフリー」な製品となっています。
(※「除菌」タイプは全ての菌を除去するわけではありません)
様々なことが分かった今回の調査。新型コロナウイルス感染拡大を機に世の中も変わっていっているようです。「フェーズフリー」という考え方が、今後も広まっていけば、災害時の被害も減らしていけるのではないでしょうか。