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一方、デジタル化して使いたいものとしては「写真」(83.6%)、「地図」(79.8%)が上位に。出先で簡単に調べられる「地図」や共有などが気軽にできる「写真」は、デジタルでの需要が高いようです。
次に「近年、紙類のデジタル化がすすんでいますが、デジタルにはない紙のよさは何ですか」と質問。紙媒体への魅力として「書き込みや切り貼りができること」(43.2%)、「持ち運べる」(31.8%)などの機能面での特徴が上位に。続けて「温かみ」(30.7%)、「さわり心地」(29.2%)など情緒的な点が回答者から挙がりました。
デジタルツールは便利で、紙媒体にこだわるのはデジタルツールを使いこなせないだけ…と思われがちですが、実は多くのビジネスパーソンが紙媒体に「デジタルに勝る」部分の機能的な魅力を感じていることが浮き彫りになりました。
続けて「あなたは今後、紙の手帳を買う予定はありますか?」と質問すると、42.7%が今後も紙の手帳を買う予定であると回答。最初の質問でも「手帳は紙派」が約6割にのぼりましたが、デジタルツールが発達しても紙の手帳を使い続けるビジネスパーソンは多いようです。
「デジタルのスケジュールツール」にはない「紙の手帳」のよさについて尋ねると、回答者からは「予定以外にもメモができる」(56.7%)、「データが飛ばない安心感がある」(40.3%)といった機能面での魅力が挙がりました。さらに「手書きだから愛着がある」(31.9%)、「手書きで色分けや書き込みができる」(30.5%)といった声もあり、自分の文字やルールで書き込めることに魅力を感じている人も少なくないようです。
一方、デジタルのスケジュールツールの魅力を聞いてみると、「どこからでもアクセスできるから」(57.8%)、「修正が簡単だから」(43.8%)という項目が多くあがりました。「過去の検索が楽」(40.6%)、「共有できるから」(27.8%)といった声も多く、デジタルのスケジュールツールならではの特徴に魅力を感じているようです。