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そもそも、クリスマスとはどのような日なのか。宗教によっても異なりますが、キリスト教ではイエス・キリストの誕生を祝う祝典とされています。勘違いしがちですが、イエス・キリストの誕生日ではありません。また、クリスマスといえばサンタクロースですが、その由来は「聖ニコラオス」と言われています。貧しい村人を救うために小銭を窓から投げ入れ、靴下にそのお金が入ったという伝説が後に今のサンタクロースに繋がります。他にも、国や宗教によりクリスマスの成り立ちは少しずつ違います。今回はちょっぴり怖いクリスマスのまつわるお話を紹介していきます。
一部ではサンタクロースのモデルとなったのは、古代ノルウェーの神「オディーン」という説があります。彼は、長く白い顎髭を生やし、恰幅もよく、今でいうサンタクロースの見た目とそっくり。さらに、人々に贈りものをしていたそう。
しかし、このオディーンという神、神話上では“戦争と死の神”とも言われているそう……。
ドイツでは、悪い子供に罰を与えるブラックサンタクロースの存在があります。悪い行いをする子供にはクリスマスの日にブラックサンタクロースがやってきて子供をさらっていくそう。
ブラックサンタクロースのモデルと言われているのが聖ニコラオスの助手。もしかしたら、子供をさらうのは聖ニコラオス、サンタクロースのモデルとなった彼の命令か?……。
クリスマスツリーといえば、もみの木です。しかし、もみの木というのは旧約聖書でアダムとエバが神に近づいてはならないと言われた知恵の木であるとされています。
その知恵の木に潜んでいたのはアダムとエバをだました邪悪な蛇、サタン。素敵に飾り付けられたクリスマスツリーに、もしかしたらサタンのような悪魔の手先が潜んでいるかも……。
クリスマスのオーナメントの一つ、柊。尖った柊の葉はイエスが処刑される際に被ったバラの冠を表し、赤い実はイエスが流した血を表しています。
クリスマスはイエス・キリストの誕生を祝う祝典であるにも関わらず、イエスの死が見え隠れするのはどうしてなのでしょう……。
どうでしたか? 楽しく胸躍るクリスマスですが、国によってはいろんな言い伝えが。中には知ると少し怖いお話も。豆知識として少し入れておいてもいいかもしれませ