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石田スイ先生による、全世界累計発行部数4400万の超人気漫画を映像化した本作は、ひょんなことから人を喰らわないと生きていけない「喰種」と人間のハーフ=「半喰種」になってしまった主人公の青年・カネキ(窪田さん)が、最悪の喰種である月山習(松田翔太さん)と繰り広げる戦いを描きます。山本さんは、喰種たちが集まる喫茶店「あんていく」で働くトーカを演じています。余談ですが、「あんていく」の制服姿が鬼可愛いです。
窪田さんは公開後に寄せられた反響について「19日と、次の日とですね、何度か舞台挨拶をやらせてもらって。そこでもSNSだったり、皆さんの本当の素直な感想を聞かせてほしいということを、言葉で皆さんにお伝えさせてもらったんですけど、『生々しすぎて引いた』とか、そういうのはあったんですよ」と、賛否両論があったことを報告。「もちろん、良い意見も。喜べるというか、純粋に喜んで『楽しかった』という意見もあったんですけど、『ちょっとグロかった』とか、そういう意見もあったのが、僕は正直に、言ってよかったなと思って」とも。
続けて「この『東京喰種』って、攻めた作品なので、やっぱりその分の反応というか、いい言葉だけじゃないのが、リアルに聞けたのは、すごくうれしかったですね」と言い「やっぱり、いいことばっかり言っている人って、あんまり信用できないじゃないですか。笑顔ばっかりの人とか。じゃなくて、その人の本音の部分を、この映画を見たその人の感性での感想を聞けたのは、嬉しいですね」と晴れやかな表情。自身が演じたカネキがどんな存在か問われると「早く幸せになってほしい子かな」と明かしていました。
一方、美脚が半端ない輝きを放っていた山本さんは「監督と話しつつ、徐々にトーカになれた気がしていて。自信はなかったんですけど、やっぱり前作を超えたいっていう気持ちは強かったので…皆さんに助けていただきながら、トーカを作った感じですね」と撮影を回想。
劇中では美しいアクションも見せている山本さんは「窪田さんが『やられ』(=受け身)がうまいので。いつもやられているから(笑)。だからすごく、こちら側としても気持ちよくて」とニッコリ。「すごく痛そうにしてくださるので、『あ、気持ちいいな』っていう感じでやっていました」とのこと。これに頬を緩ませた窪田さんは「お尻を蹴られたのは本当に痛かったですけどね…」とこぼして山本さんを笑わせていました。
この日は、『東京喰種』の大ファンであるものまねタレントの「りんごちゃん」も登壇。主題歌にまったくかすっていない骨太な持ちネタを見せて会場を沸かせていました。