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新ドラマスタートの季節でございます。ドラマファンの方には胸躍る季節でございます。録画したドラマを消化するため寝不足が続く季節でございます。
そんなドラマファンから絶大な人気を誇るのが、昨年、「脚本家 坂元裕二」という書籍まで出版された脚本家の坂元裕二さまでございます。
「東京ラブストーリー」「Mother」「それでも、生きてゆく」「最高の離婚」「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」「カルテット」「anone」など、数多くの人気ドラマの脚本を手掛けておられます。
そんな坂元さまのドラマの絵本があるのをご存知でございましょうか…。そのドラマというのは、2011年に放送されたスペシャルドラマ「さよならぼくたちのようちえん」(日テレ系)。当時話題だったドラマ「Mother」のスタッフが再集結し、話題になったドラマでございます。
ちなみに「Mother」は、2010年に放送。芦田愛菜さまのデビュー作でもございます。最優秀作品賞や主演女優賞、助演女優賞、監督賞、脚本賞、新人賞など数多くの賞を総なめにしたドラマでございます。
芦田愛菜主演の「さよならぼくたちのようちえん」 中国サイトで高評価
— うーたん
「同じアジア人として感服」=中国の動画評価サイトで高得点を出した日本ドラマとは?―中国サイト
#芦田愛菜#さよならぼくたちのようちえん
https://t.co/XVwwG0pjSlpic.twitter.com/MNdEy8UjZ4大女優芦田愛菜さま命 (@cdkmc57575) 2017年12月1日
「さよならぼくたちのようちえん」は、そのスタッフが再集結、「Mother」でブレイクした芦田愛菜さまが初主演。本田望結さまも共演されております。
子供達を主役にした心温まる物語で、まさに「スタンド・バイ・ミー」の日本版、坂元裕二版といったイメージでございます。
卒園式が間近の幼稚園で、突然5人の園児が行方不明に。5人は園児だけで電車に乗るなどして、幼稚園に来なくなった友達が入院している病院に向かいます。途中、様々なトラブルが彼らを襲います。
「途中、何があっても絶対に泣かない」というルールを決めた園児たちは、無事、友達に会うことができるのか…、というストーリーでございます。
そんなドラマを絵本にしたのが、こちら。
「さよならぼくたちのようちえん」(原案:坂元 裕二 文・絵:大島 妙子 出版社:主婦の友社)
絵本ですが、さすが坂元裕二原案だけあって大人に人気の高い絵本でございます。文・絵を担当された大島妙子さまも大人からの人気も高い人気絵本作家さまでございます。大人が読んで感動する絵本でございます。今流行りの「大人絵本」でございます。
ドラマだと2時間、1時間かかりますが、絵本なので、10分もかかりません。しかし、その短い時間で良質なドラマを見終わった後味が堪能できること、間違いナッシングでございます。
坂元裕二ファンの方、ドラマ好きの方に是非、読んで頂きたい絵本でございます。
(文:絵本トレンドライター N田N昌)